
【コラム】リーグワン2025-26余話

来季は自分のプレーも出す。
同日には司令塔の三宅駿にも話を聞いた。入団1年目で13試合に先発出場。10番を着続けた。
「フィジカルが劣勢の中で、どうゲームコントロールをするかを考えさせられたシーズンでした。中には惜しい結果もあり、10番としては1本のキックで勝利を逃したことを反省しています。そうした細かいところを徹底して、来季はとにかく勝ちたい。それができれば、トップ6も遠い話ではないと思います」
兵庫県神戸市出身。中学3年時にNZへと渡った。クライストカレッジ、カンタベリー大などを経てNPCのタスマン、カンタベリーで研鑽を積んだ。
青春時代を過ごした同地での永住権取得を目指している。そのため翌週にもNZに戻り、NPCでの出場機会を探るという。
「リッチー・モウンガやけが人の状況次第でチームに入れる予定です。そのあとはダイナボアーズにコミットします」
いわゆる逆輸入選手でいえば、今季は三重ホンダヒートの北原璃久も頭角を表した。
國學院久我山卒業後、こちらも海を渡った。オタゴ大でプレーした後、2021年から2季は日野レッドドルフィンズに所属。退団後は再びNZへ。帰国した2024年から1シーズンはAZ-COM丸和MOMOTARO’Sに在籍していた。
ヒートでは、今季定まらなかった正司令塔の座を後半戦からがっちり掴む。第9節の静岡ブルーレヴズ戦以降、全試合で10番を背負い、レギュラーシーズンで掴んだ7勝のうち5勝に絡んだ。
「最初から出たかったけど良い収穫でした。良い部分と悪い部分が顕著に出た。ディフェンスは周りからの評価も高かったです。SOはよく狙われますが、ドミネートはできないけどチョップタックルなどは通用しました」
一方で、「ゲームマネジメントに波があった。高いレベルを目指すのであればまだまだ経験を積まないといけない」と振り返る。
「もっと自分でもアタックしたいと思っています。今シーズンはつなぎ役の側面が強かったので、来シーズンは相手にとって脅威でありたい」
接近パスは強みだ。最終節のトヨタヴェルブリッツ戦で披露したそのスキルで、前半はトライを重ねられた。
「外側に良い選手がたくさんいるので、やるなとずっと言われていたんですけど…(笑)。今日は良い方向に働いたので、認められるようになりたいです」
移転先の宇都宮では、自身の強みを大いに発揮したい。




