コラム
2026.06.06

【コラム】リーグワン2025-26余話
【キーワード】パディー・ライアン, 浦安D-Rocks, 三菱重工相模原ダイナボアーズ, ジャクソン・ヘモポ, 笹川大五, アキラ・イエレミア, 豊田自動織機シャトルズ愛知, 高島來亜, 三宅駿, 小嶋大士, 三重ホンダヒート, 今村陽良, コベルコ神戸スティーラーズ, リコーブラックラムズ東京, 北原璃久, クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

高校卒業は消防士…から一転。
続いては浦安D-RocksのFL、小嶋大士だ。
加入1年目の昨季は6試合に先発したが、今季は開幕から11節まで出番がなかった。ただ、コーチとの面談を通じて雌伏の時間を受け入れたという。
「自分の強みは運動量と接点ですが、フィジカルが足りないことに気づきました。こうしよう、ああしようと考え過ぎて一つのことに集中できていなかったと思います。もう一度、自分の一番の強みを出すことにフォーカスしようと」
自身の役割を明確にすれば、調子も上げられた。レギュラーシーズンは3試合の先発にこそとどまったが、ディビジョン1残留をかけた入替戦2試合にリザーブながら起用された。
185センチ、105キロ。地元の山梨をこよなく愛するFLだ。
小中までは野球少年だった。中3時の野球部引退後、季節部で初めて楕円球に触れた。「野球よりも向いていたと思います」。
そのまま日川高校でもラグビー部に入部。1年時から3年連続で花園を経験し、2年時にはU17日本代表にも選ばれた。
しかし、高校卒業後は消防士を志し、当初は3年で辞める予定だった。プランを変更したのは山梨学院大に誘われたからだ。地元に残れるなら、と現役続行を決めた。
大学でも1年時から先発出場を重ね、4年時には主将を務めた。それでもやはり、リーグワンへの挑戦を決めたのは「3、4年あたり」と遅かった。
「地元の友だちに迷っていると話したら、やれるならやった方いいんじゃない? と。軽い気持ちで言ってくれたのが逆に響いて。自分を試したいと思いました」
目標は同じポジションの繁松哲大(6月5日退団発表)。2学年上の先輩のように、激しいプレーで来季はより多くの出場機会を勝ち取りたい。




