ワールドカップ 2019.10.22
ラグビーワールドカップ2019 日本代表総括会見。最高の仲間、思い出、感謝、未来…。

ラグビーワールドカップ2019 日本代表総括会見。最高の仲間、思い出、感謝、未来…。

[ 編集部 ]
すべてを戦い終えて。田中史朗(写真左)と坂手淳史(Photo: Getty Images)

 そして、チームの会見中に涙が浮かんでいた田中史朗も熱い思いを語った。
「2011年から比べると日本代表はすごく強くなった。ファンの方々にも応援していただける環境になった。しかし、一回で優勝を獲れるような大会ではない。みんながもっともっと努力をして、僕とかトンプソンはおっさんなんで、これからの代表はもしかしたら厳しいかもしれないが、流や茂野など、すごく若くていい選手がいる。日本には期待できる人材がいっぱいいる。もっともっと夢と希望を与えられるようなチームになってくると思う……。質問なんでしたっけ? ちょっと長くしゃべりすぎて(会場笑い)」

 そして、日本ラグビーの未来についてこう続けた。
「これからもっともっと、ここに来ていただいているメディアの方々、ファンの方々を継続して次の2023年まで、来ていただけるように努力して普及活動をしていかなければいけない。日本代表として継続して。次のコーチが誰になるかわからないが、できれば、ジェイミーであったり、スコット・ハンセンであったり、トニー・ブラウンであったり、継続してやってもらいたい。本当に日本の国として、もっともっと継続して日本のラグビーが強くなるようにしていかないといけないと思う。日本のラグビーすべて、学生であったり、子どもであったり、僕たちトップリーガーであったり、代表であったり、そういうのがすべてコネクトできて、チーム全体として、日本として強くなっていけるようになれば、ベスト4も夢ではない。代表として誇りに思えるような代表だったし、もっともっと皆さんに夢と希望を与えられるような代表になると思うので、これからも日本ラグビーを、そして日本代表をよろしくお願いします」

最高のチームだったラグビーワールドカップ2019日本代表(Photo: Getty Images)

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