ラグビーワールドカップ2019 日本代表総括会見。最高の仲間、思い出、感謝、未来…。
2011年大会からワールドカップを経験し、前回大会、そして今回の記念すべき日本大会をキャプテンとしてチームを引っ張ってきたリーチ マイケルは次のように語った。
「このチームのキャプテンをやってて誇りに思う。ベスト8はすごく嬉しい。そのためにいろんな人がいろんなことを犠牲にしてきた。ベスト8を達成できたのは、まずはジェイミー ヘッドコーチが『One Team』を作り上げたことがすごく影響があると思う。ジェイミーとリーダーグループを育てて、『One Team』を作ったことがベスト8の目標達成につながったと思う。今後についてはしっかり考えていきたい。日本代表は強いまま継続することが大事だと思う。日本のファンがすごく増えてきているので、またファンが感動できるような試合を続けられたらいいなと思う。日本代表になりたいという子どもたちが増えればいちばん嬉しい」
日本代表歴代最多となるワールドカップ4大会、14試合出場を果たし、今大会を最後に代表引退を表明していたトンプソン ルーク。
「本当にすばらしい大会だったと思う。日本国民全員で誇らしく一丸となって戦えた。この1か月、ラグビーという競技が国民に認知されたと思う。多くの子どもたちにラグビーを始めてもらいたいと思うし、引き続き、ラグビーというスポーツを応援していただきたい。それがさらなる発展につながると思う」
首の大けがなどを乗り越え3度目のワールドカップ出場を果たし、最前線で体を張りチームをけん引してきた堀江翔太。
「2011年のとき、ニュージーランドでのワールドカップを終えて帰ってきたら記者が2、3人くらいだった(笑)。いまは目の前にこんなにたくさんの人がいるというのは考えられない。これを継続しなアカンなと思う。選手たちができることといったら、どれだけ強くなれるか、どれだけ上に上がれるか、どんだけうまくなれるかというのが僕らの仕事だと思うので、常にそれを目指しながら次のワールドカップへ進まないといけない。ラグビーが認知されて、人気をキープできるようにするのが僕らの仕事だと思う。選手だけではできないので、協会なども含めて、みんなで上に、どんどん上がっていければと思う」