ラグビーワールドカップ2019 日本代表総括会見。最高の仲間、思い出、感謝、未来…。
再びジョセフ ヘッドコーチへ質問。スタッフへの思いを訊かれ。
「スタッフを含め51人で遠征に行く。かなりの大人数でまとめるのが難しいが、そのなかでも全員が意思統一を図ることが大事。でも佐藤秀典通訳だけは勝手なことをしている(笑)。本当に全員が連携して一人ひとりが与えられた役割を遂行することが大事。それがしっかりできているチームだと思うし、継続していくことが非常に重要だと思う」
3年間でいちばん厳しかった時期は? 日本のラグビーに何を残せたか? 訊かれて指揮官。
「私はこの仕事を心から愛してる。チャレンジではあるが、ラグビーコーチとしてチームを率いることにやりがいを感じている。なので、つらいときとか、苦しいとかあまり感じず、朝起きてその日やることに専念してやってきた。誇らしく思うのは、選手が本当に信頼関係を構築してチームとして一丸となれたこと。それには多くの時間がかかるが、それを見事に成し遂げ目標を達成することができた」
再びトンプソンに質問。日本代表として最後、長い年月振り返ってどう思うか。
「疲れた(笑)。たくさんのいいメモリーと仲間を作った。チームメイトの絆はすごい特別ね。きつい練習を一緒にして、試合に出て……説明難しいけど、仲間をたくさん作ったのはすばらしいメモリー。12年前より、日本ラグビーはすごい人気を上げて、日本代表のプレーのレベルはすごい上がった。それはすばらしい結果。僕の日本代表のキャリアは終わったけど、めちゃ楽しかった。また近鉄(ライナーズでのプレーがある)、楽しみ」
2011、2015年大会と候補選手になりながら最終スコッドに選ばれず、今回31歳で初めてワールドカップ出場を果たし、全5試合に出場(3試合先発)して活躍した山中亮平。大会を振り返り。
「ワールドカップ、一言で言うと最高だった。始まる前は全試合出られると思ってなかった。全試合出れて嬉しかった。一生に一度しかないと感じたし、ファンの声援が力になった」