その他 2020.05.18
【再録ジャパン_01】リーチ マイケル [2008年10月号/解体心書]

【再録ジャパン_01】リーチ マイケル [2008年10月号/解体心書]

「NZ、フィジー、日本。どの代表を目指すのか、なんて考えてしまって。日本代表になったらNZ代表になれないぞ、とか。もし可能性があるなら…、とか」

 6月、U20ジャパンの主将になったことは、転機なのかもしれない。

「日本人じゃないのに。難しかったですよ」と苦笑いするが、選手主体のチームは短期間で大きく変わった。「周りが“感じ”て、いろいろ助けてくれたから」(マイケル)。U20薫田真広監督にとって主将・リーチは早くから温めていた人選だった。いわく圧倒的なプレー水準、何かを背負って戦えるメンタル、シンプルなのに重みがある言葉。ウエールズでは地元クラブから声をかけられる体験もした。

「フランス戦はだめでした。ウエールズ戦はよかった。イタリアには絶対勝てた。トンガは最後の最後でふたつ(トライ)取られて負けた。ゲーム運びも大きかった。もう少しなのに勝てない。スキルは日本の方が本当に高い。その生かし方がまだうまくいかない。よくみんな言うのは、ガイジンは強い、手足が長い…。必ず言う。でも日本人も強いですよ。長いとか短いとかも関係ない。絶対勝てます。

 この大会の間に、ジャパンになろうと思えました。周りがいろんなことを言って、あれこれ考えるのは自分の邪魔になる。『自分が一番したいことは何?』。ひとつ決めてやりたいほうなので。

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