南アフリカ代表“スプリングボクス”がTRC第3節NZ戦のメンバー発表。早期回復のシヤ・コリシが先発復帰。

南アフリカ代表“スプリングボクス”が9月4日、南半球4か国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)」第3節・ニュージーランド代表“オールブラックス”戦(9月6日・オークランド)の試合登録メンバー23名を発表した。
南半球4カ国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」
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8月16日の第1節・オーストラリア戦(●22-38)で右膝を負傷し全治4週間と診断されていたチームキャプテンのシヤ・コリシが復帰、NO8で先発出場する。同じく第1節で脳震盪を負ったピーターステフ・デュトイはFLでスターターに入った。前節(8月23日対オーストラリア○30-22)ベンチスタートのLOエベン・エツベスも先発する。
BKでは、両WTBの位置を入れ替えて左がキャナン・ムーディー、右がチェスリン・コルビという布陣になる。前節を故障で欠場したウィリー・ルルーはFBのスターターで復帰する。ゲームキャプテンは第2節に引き続き、CTBジェシー・クリエルが任命された。
リザーブの構成はFW5:BK3。LOルード・デヤハー、FL/NO8クワッガ・スミスは“ボムスコッド”として試合のクロージングを期待されている。
今回の試合会場、オークランドのイーデンパークは、オールブラックスが1994年以来50戦無敗の記録を継続しているスタジアムだ。またスプリングボクスは現在までにオールブラックスに対し4連勝中で、1937年から1949年にかけて続いた6連勝に次ぐ記録を伸ばしている。
今年のTRCレースは第2節終了時点で全チームが1勝1敗と混戦模様で、スプリングボクスは勝ち点4の3位、オールブラックスは勝ち点6の首位だ。初のTRC連覇にも大きく影響するであろう一戦を控えるラシー・エラスマスHCは「可能な限りベストなメンバーを選びました。イーデンパークでのオールブラックス戦は歴史的な一戦になることは認識していますので、多くのプレーヤーは対戦前にすべきことを完了しています」とビッグマッチへ向けての取り組みを語っている。
<南アフリカ代表 ニュージーランド代表戦(9月6日19時05分キックオフ@イーデンパーク)登録メンバー>※日本時間16時05分
▼スターティングXV
1.オクス・ンチェ(シャークス/43キャップ)
2.マルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ[JPN]/80キャップ)
3.トーマス・デュトイ(バース[ENG]/26キャップ)
4.エベン・エツベス(シャークス/135キャップ)
5.ルアン・ノーキア(ブルズ/9キャップ)
6.マルコ・ファンスターデン(ブルズ/29キャップ)
7.ピーターステフ・デュトイ(トヨタヴェルブリッツ[JPN]/89キャップ)
8.シヤ・コリシ(シャークス/94キャップ)
9.グラント・ウィリアムズ(シャークス/21キャップ)
10.ハンドレ・ポラード(ブルズ/83キャップ)
11.キャナン・ムーディー(ブルズ/16キャップ)
12.ダミアン・デアレンデ(埼玉パナソニックワイルドナイツ[JPN]/90キャップ)
13.ジェシー・クリエル(横浜キヤノンイーグルス[JPN]/82キャップ)[C]
14.チェスリン・コルビ(東京サントリーサンゴリアス[JPN]/42キャップ)
15.ウィリー・ルルー(ブルズ/100キャップ)
▼リザーブ
16.ヤン=ヘンドリック・ウェッセルズ(ブルズ/5キャップ)
17.ボーン・フィンター(エディンバラ[SCO]/3キャップ)
18.ウィルコ・ロウ(ブルズ/20キャップ)
19.ルード・デヤハー(埼玉パナソニックワイルドナイツ[JPN]/69キャップ)
20.クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ[JPN]/55キャップ)
21.コーバス・ライナー(ストーマーズ/42キャップ)
22.サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル(ストーマーズ/11キャップ)
23.イーサン・フッカー(シャークス/1キャップ)
C:キャプテン