国内 2021.12.23
早稲田×明治を筆頭に注目カードが目白押し! ラグビー全国大学選手権 準々決勝プレビュー【J SPORTSオンデマンドで全試合LIVE配信!】

早稲田×明治を筆頭に注目カードが目白押し! ラグビー全国大学選手権 準々決勝プレビュー【J SPORTSオンデマンドで全試合LIVE配信!】

[ 編集部 ]
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攻守に圧倒的な存在感を示す帝京大HO江良颯(撮影/松本かおり)

14時キックオフの秩父宮ラグビー場の第2試合では、トップシードの帝京大学が満を持して登場する。今季はPR細木康太郎主将、HO江良颯が牽引する強力スクラムを武器に早稲田大学、明治大学を力でねじ伏せ、最終戦では慶應義塾大学を64-14と圧倒して3年ぶりの対抗戦優勝を果たした。勝利を重ねるごとに右肩上がりにパフォーマンスを高めており、心身ともに充実した状態で選手権の初戦に臨んでくるはずだ。

対する同志社大学は今季、春の関西大学トーナメントを制し大きな期待を集める中で秋のシーズンを迎えたが、近畿大学、京都産業大学、天理大学との僅差勝負を落とし、関西大学リーグ4位で滑り込みの選手権出場となった。もっともリーグ戦7試合の総得失点差は184の首位で、好選手がそろうBK陣の攻撃力はどの相手にとっても脅威となる。一発勝負で波に乗れば怖いチームだ。

総合的に見て、FWからBK、リザーブまで含めて充実の布陣を誇る帝京大学の優位は動かないだろう。戦い慣れた地元の秩父宮ラグビー場でプレーできるアドバンテージも大きい。選手権の初戦を快勝で乗り切れば、過去3年逃してきた覇権への視界はさらに開けるはずだ。同志社大学にすれば得意のBK勝負に持ち込むために、スクラムでの奮闘が絶対条件となる。

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