早大ラグビー蹴球部、2025シーズンのユニフォームスポンサーに三井住友銀行とリオ・ホールディングスが決定。

関東大学対抗戦Aグループに所属する早稲田大学ラグビー蹴球部の2025シーズンのユニフォームスポンサーに、株式会社三井住友銀行と株式会社リオ・ホールディングスの2社が決定した。9月4日には同大の大隈会館にて記者会見が開催され、スポンサーロゴの入ったジャージーがお披露目された。
記者会見には早大の田中愛治総長、ラグビー部の恩藏直人部長、三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)の中島達執行役社長・グループCEO、リオ・ホールディングスの中川智博代表取締役、ラグビー部の大田尾竜彦監督、野中健吾主将と田中勇成副将が出席。
自身も元ラグビーマンで東大時代に2度早大と秩父宮で対戦したという中島社長は、「SMBCは男子日本代表や女子日本代表、各カテゴリーの大会を支援していますが、その理由はラグビーが持つ価値観に深く共感しているからです」と語り、今回の支援を決断したことについて「SMBCを育ててくれるラグビーを応援し、その発展に少しでも貢献できることをうれしく思います。スポーツが持つ価値を未来へとつないでいくことにも貢献していきたい」と思いを述べた。
また大田尾監督は「大学ラグビーにスポンサーが入るという歴史的な年に、頂点に立てるよう努力していきたい」と意気込みを口にし、「我々のビジョンとして、ラグビーを通して夢と感動を届けるというものがある。スポンサーの方々には、全員がひとつになって大きな目標に挑戦するというところに共鳴して支援していただいていると思いますし、そうした姿を見せることが、我々にできることだと思っています」と抱負を語った。
なお今シーズンについては、ジャージーの背面上部にSMBCのロゴ、パンツの背面左下の部分にリオ・ホールディングスのロゴが掲出される。早大ラグビー蹴球部の恩藏直人部長によれば、今回のスポンサー公募に関しては「胸への掲出を希望する企業がなかった」とのこと。来年以降は胸部分にスポンサーロゴが掲出される可能性はあるという。