国内 2026.04.23

府中からオールブラックスへ。東芝ブレイブルーパス東京退団のSOモウンガ、FLフリゼルが会見

[ 編集部 ]
府中からオールブラックスへ。東芝ブレイブルーパス東京退団のSOモウンガ、FLフリゼルが会見
(左から)FLシャノン・フリゼル、トッド・ブラックアダーHC、SOリッチー・モウンガ(撮影:木村大輔)

 2025-26シーズンで東芝ブレイブルーパス東京を退団するSOリッチー・モウンガ(31)FLシャノン・フリゼル(32)が記者会見を開いた。

 共にニュージーランド代表“オールブラックス”としての優れた実績を誇る2人は2023年W杯終了後の2023-24シーズンよりブレイブルーパスに加入。SOモウンガはハイレベルなスキルを発揮して2年連続MVPに輝く活躍を見せ、ブラインドサイドFLフリゼルは力強いボールキャリーでチームの2連覇を支えた。

 2人は今シーズン終了後にブレイブルーパスを退団、NZに帰国してオールブラックス復帰と2027W杯出場を目指す。

 記者会見にはトッド・ブラックアダーHCも登壇。「2シーズンで残した優勝というタイトルだけではなく、そこに至るまでの道のりでの彼らのリーダーシップであったり、個人としてラグビーに向き合う姿勢、チームに対してもスタンダードを示してくれた」と2人のこれまでの貢献をたたえた。

 モウンガは「自分も家族も、府中という土地を『自分たちの家』と呼べるようになった」と日々を振り返りながら、「今シーズンはまだ続きますし、やり遂げなければいけないことは残っていると思いますので、ここまで築いた思い出に、さらに特別な思い出をチームとして加えるようにがんばっていきたい」と3連覇への意気込みを述べた。

 さらに「何度も言っているので常套句のように思われてしまうかもしれないですけど、日本のラグビーファンは世界一だと思っています。ファンの皆さんが与えてくれたサポートであったり気遣いのおかげで、例えばサインをするにしても苦にならず、むしろ恩返ししたいという気持ちで常にポジティブに対応させていただくことができました」とファンへ感謝を伝えた。

 グラウンドの中では、ブレイブルーパスの展開ラグビー、リーグワンの速いテンポ、カオスな状況が多く生じる環境に対応することで「圧倒的な成長があった」という。加えて「相手に80分を通してどうプレッシャーをかけるかであったり、エリアやゲームマネジメントというところも、日本のラグビーだからこそ磨ける部分があった」とスキルアップのポイントを示した。

 フリゼルも同様に「今まで自分が知らなかったけど質の高い日本や世界の選手との戦いの中で、自分のラグビー選手としての成長が見えてきた」と日本でのプレーでつかんだ収穫を表現した。

 ブレイブルーパスは今季、7連敗を喫するなど苦しいシーズンを送り、第15節終了時点でプレーオフ進出ギリギリの6位(7勝8敗・勝ち点35)につける。モウンガとフリゼルは、リーグワンでの3年連続日本一と来年のW杯での世界一に挑戦する。

PICK UP