リッチー・モウンガ[東芝ブレイブルーパス東京/SO]来季終了後にNZ復帰へ。オールブラックスとしてRWC2027で悲願の優勝目指す。
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NTTリーグワン ディビジョン1の東芝ブレイブルーパス東京に所属するSOリッチー・モウンガがニュージーランドラグビー協会(NZR)と2026年7月から2027年末まで18か月の契約を結んだ。8月7日、BL東京とNZRが発表した。
ニュージーランド代表“オールブラックス”56キャップで2019、2023年W杯に出場したリッチー・モウンガ(31)は、2023-24シーズンより3季の契約でBL東京に加入した。SOとして攻守で優れたパフォーマンス、卓越したスキルを発揮してチームを2連覇に導き、自身も2季連続でMVPを獲得している。
オールブラックスに選抜される選手はNZRと契約する国内でプレーする選手に限られる。NZRと契約期間中に短期のサバティカルで海外チームでプレーするパターンはあるが、モウンガの場合は完全移籍でBL東京に加入したため、在籍期間中はオールブラックスでプレーすることはなかった。
モウンガはBL東京との契約最終年の2025-26シーズン終了後、2026年7月よりNPC(NZ地区代表選手権)のカンタベリーに復帰し、同年10月からオールブラックスの選抜対象となる。2027年2月開幕予定のスーパーラグビー・パシフィックでは再びクルセイダーズでプレーする。同年10月開幕のW杯オーストラリア大会にオールブラックスとして出場し、悲願の初優勝を目指す。
NZRのマーク・ロビンソンCEOは「リッチーは大舞台で実績を残してきた確かな才能の持ち主です。彼の経験とリーダーシップはNZに戻った後に加わる環境において非常に大きな財産となるでしょう」と歓迎と称賛の言葉を述べている。
<リッチー・モウンガ コメント(BL東京発表)>
今シーズン終了後、NZ協会と契約を結び、自分の目標の一つであるRWC優勝を目指します。
今シーズンは、引き続きブレイブルーパスに全てを捧げ、ベストパフォーマンスを出せるように準備していきたいと思います。
ONE LUPUSの皆さま、是非12月14日(日)の開幕戦から試合会場へお越しください。