国内
2025.10.15
国立競技場のネーミングライツ契約、2026年から「MUFGスタジアム」へ。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は10月15日、国立競技場(東京都新宿区霞ヶ丘町)を運営するジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(JNSE)との契約を締結し、国立競技場のネーミングライツを取得したことを発表した。同スタジアムの呼称は2026年1月1日より5年間「MUFGスタジアム」となる。
国立競技場は旧国立霞ヶ丘陸上競技場を建て替えて2019年11月に竣工。2021年には東京五輪のメイン会場として使用された。67,750席を有する日本最大級のスタジアムで、ラグビーでは日本代表テストマッチやリーグワン、大学選手権の試合がおこなわれてきた。10月25日には日本代表対オーストラリア代表のテストマッチが開催される。
MUFGはリーグワン創設初年度の2022シーズンからプリンシパルパートナー契約を結んでおり、公式ボールには「MUFG」のロゴが掲出されるなどラグビーとの関わりは深い。
「MUFGスタジアム」と呼称されるネーミングライツの契約期間は2026年1月1日から2030年12月31日までの5年間。2026年度からは「未来型スタジアム」への進化を目指し、スポーツ・音楽をはじめとする多様な興行誘致やICT設備の高度化、ホスピタリティエリアの拡張、スタジアム内の飲食刷新、地域との連携強化を進めていくという。