南アフリカ代表“スプリングボクス”、TRCニュージーランド戦の遠征スコッド発表。シヤ・コリシ主将らが復帰。

南アフリカ代表“スプリングボクス”は現地時間8月25日、「ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)」でニュージーランドに遠征するスコッド36名を発表した。8月18日の第1節オーストラリア戦で負傷したキャプテンFL/NO8シヤ・コリシが復帰する。
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右膝を負傷し全治4週間と診断されていたシヤ・コリシのほか、脳震盪のFL/LOピーターステフ・デュトイ、第2節の試合前の怪我で急遽欠場したFBウィリー・ルルーらも回復し、NZに飛ぶ。
スコッドはFW20名、BK16名の構成となった。7月12日のイタリア戦での頭突きによりレッドカードを受けて出場停止処分中のNO8ヤスパー・ヴィーセも遠征に帯同し、9月13日のウェリントンでの第4節出場に備える。
8月16日の第1節、オーストラリア代表“ワラビーズ”に22-38で敗れたスプリングボクス。23日の第2節は30-22で勝利したものの、世界ランキング首位の座をNZ代表“オールブラックス”に明け渡した。そのオールブラックスも、アルゼンチンでの第1ラウンドを1勝1敗とするなど今年のTRCはハイレベルな混戦が展開されている。1勝1敗・勝ち点4のスプリングボクスは現在3位につける。
9月6日の第3節の舞台となるイーデンパークは、オールブラックスが1994年以来、50戦無敗の記録を継続している“要塞”だ。対オールブラックス4連勝中のスプリングボクスを率いるラシー・エラスマスHCは、記録と記録がぶつかるNZでの大一番に向けて「2試合とも重要な試合になることはわかっています。ライバル関係にあるオールブラックスとの試合はいつも激闘になります」と覚悟を示している。
【南アフリカ代表 TRC2025ニュージーランド代表戦スコッド】(36名)
<FW>(20名)
PR トーマス・デュトイ(バース[ENG])
PR ヴィンセント・コッホ(シャークス)
PR ウィルコ・ロウ(ブルズ)
PR オクス・ンチェ(シャークス)
PR ボーン・フィンター(エディンバラ[SCO])
HO マルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ[JPN])
HO ボンギ・ムボナンビ(シャークス)
HO マルナス・ファンデルメルヴァ(スカーレッツ[WAL])
HO ヤン=ヘンドリック・ウェッセルズ(ブルズ)
LO ルード・デヤハー(埼玉パナソニックワイルドナイツ[JPN])
LO エベン・エツベス(シャークス)
LO RG・スナイマン(レンスター[IRE])
LO/FL フランコ・モスタート(三重ホンダヒート[JPN])
LO/FL ルアン・ノーキア(ブルズ)
FL/LO ピーターステフ・デュトイ(トヨタヴェルブリッツ[JPN])
FL/NO8 ジャン=リュック・デュプレア(ボルドー[FRA])
FL/NO8 シヤ・コリシ(シャークス)
FL/NO8 クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ[JPN])
FL/NO8 マルコ・ファンスターデン(ブルズ)
NO8 ヤスパー・ヴィーセ(浦安D-Rocks[JPN])
<BK>(16名)
SH コーバス・ライナー(ストーマーズ)
SH モルネ・ファンデンバーグ(ライオンズ)
SH グラント・ウィリアムズ(シャークス)
SO マニー・リボック(花園近鉄ライナーズ[JPN])
SO ハンドレ・ポラード(ブルズ)
SO/FB サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル(ストーマーズ)
CTB ダミアン・デアレンデ(埼玉パナソニックワイルドナイツ[JPN])
CTB ジェシー・クリエル(横浜キヤノンイーグルス[JPN])
CTB/FL アンドレ・エスターハイゼン(シャークス)
CTB/WTB イーサン・フッカー(シャークス)
CTB/WTB キャナン・ムーディー(ブルズ)
WTB チェスリン・コルビ(東京サントリーサンゴリアス[JPN])
WTB マカゾレ・マピンピ(シャークス)
FB アフェレレ・ファシ(シャークス)
FB ウィリー・ルルー(ブルズ)
FB ダミアン・ヴィレムセ(ストーマーズ)