セブンズ 2021.11.28

ワールドセブンズシリーズ今季第1戦 男子は南アが優勝、日本は最下位。女子は豪州が雪辱。

[ 編集部 ]
ワールドセブンズシリーズ今季第1戦 男子は南アが優勝、日本は最下位。女子は豪州が雪辱。
ドバイ1で優勝した女子の豪州と男子の南アフリカ(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)


「HSBC ワールドラグビーセブンズシリーズ 2022」の第1ラウンド、ドバイ大会は11月27日に順位決定戦がおこなわれ、男子は南アフリカが優勝、女子はオーストラリアが頂点に立った。

 新型コロナウイルスの影響でニュージーランド(男女)などがドバイ大会は不参加となり、男子は12チーム、女子は10チームで実施。
 男子は、南アフリカとアメリカが決勝に進み、南アが6トライを挙げて42-7と圧倒した。
 女子は、5チームずつ2組に分かれての各プール戦で1位通過したオーストラリアとフィジーが優勝を争い、オーストラリアが22-7で競り勝ち、東京オリンピックの準々決勝で敗れた相手にリベンジを果たした。

 そして、同シリーズにコアチームとして参加している男子セブンズ日本代表は、12チーム中最下位に終わった。

 大会初日のプールステージで3戦全敗だった日本は、9~12位を競うトーナメントに進み、まずフランスに0-35と完敗。11位・12位決定戦ではカナダと対戦し、14-22で敗れた。
 カナダとの最終戦、日本は序盤に攻め込みながらパスを乱しチャンスを逃した。その後、ミスタックルや反則などから連続失点。前日から課題だったキックオフのボール争奪でも後半1発目をキープできず、点差を広げられた。
 日本は終盤、イエローカードをもらって1人少ない状況のなか、自陣深くから果敢に攻め上がりトゥマナワ・ターハイが抜けてトライを奪い返し、最後は相手のパスの乱れから津岡翔太郎がゴールに持ち込み意地を見せたが、反撃が遅かった。

 第2ラウンドは次週、再びドバイで男女合同開催となる。

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