日本代表 2021.11.12
ジェイミー・ジャパンの底力が問われる一戦。11.13ポルトガル戦プレビュー【J SPORTSで生中継&LIVE配信!】

ジェイミー・ジャパンの底力が問われる一戦。11.13ポルトガル戦プレビュー【J SPORTSで生中継&LIVE配信!】

[ 編集部 ]

ホームで意欲的に挑んでくるポルトガル。フィジカルバトルとラインアウトがカギに

2度目のワールドカップ出場を目指すポルトガル。写真は今年3月に行われたジョージア戦(写真/Getty Images)

欧州遠征2戦目の相手となるポルトガルは、シックスネーションズに次ぐヨーロッパの国別対抗戦『ラグビー ヨーロッパ チャンピオンシップ』に参戦するチームで、2021年の同大会での成績は3勝2敗の2位。優勝のジョージアに16-29、4位ルーマニアに27-28で競り負けたものの、スペイン、オランダ、ロシアにはいずれも40得点以上を挙げて完勝している。国際統括機関のワールドラグビーが発表する世界ランキングは、11月8日時点で19位。ワールドカップは過去2007年フランス大会の一度だけ出場しており、4戦全敗でプールマッチ敗退となった。チームの愛称は、ポルトガル語で狼を意味する『オス・ロボス』だ。

日本代表との正式なテストマッチは今回が初となるが、2007年のワールドカップ直前にイタリアのヴェネトで入替自由のトレーニングマッチとして一度だけ対戦しており、その時は日本代表が15-13で勝利。もっとも当時のポルトガルはほとんどのメンバーがアマチュアで、フランスリーグなどでプロとしてプレーする選手も多い現在のチームは、元フランス代表WTBのパトリス・ラジスケ監督のもと、サイズやパワー、スキルなどあらゆる面で大幅に進歩を遂げている。ワールドカップ2023の出場権をかけたヨーロッパ地区予選における有力候補のひとつでもあり、今週末の戦いでは、ホームの大声援を背に満々の気迫で挑んでくることが予想される。

ジャパンにとってまずポイントとなるのは、そうした相手の意欲に受けることなくきっちりと体を当てた上で、自分たちがアタックする機会をどこまで増やせるか、という点だろう。アイルランド戦ではフィジカルの強さを押し出してたたみかけてくる相手の攻撃に対抗しきれず、そのままトライまでつなげられるシーンが多かった。出足鋭いディフェンスで圧力をかけ続け、ポルトガルの勢いを断ち切ることが、勝利への条件となる。

また直近の2試合は、マイボールラインアウトを安定して確保できなかったことも大きな敗因となった。攻撃の起点が定まれば試合運びにもリズムが生まれ、狙い通りにアタックを仕掛けやすくなる。メインのジャンパーとなるLO陣に負傷者が相次ぎ、苦しいやりくりが続いている状況だが、ゲームの流れを左右する重要な局面だけに、いいボールを供給できるよう立て直しを期待したい。

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