国内 2021.04.25
ドコモ初の8強入り! 近鉄奮闘するもパナソニックに敗れる。トヨタ、キヤノンも準々決勝へ

ドコモ初の8強入り! 近鉄奮闘するもパナソニックに敗れる。トヨタ、キヤノンも準々決勝へ

[ 編集部 ]
古巣のNTTコム相手に奮闘したキヤノンのアマナキ・レレイ・マフィ(撮影:桜井ひとし)

 ジャパンラグビートップリーグ2021でリーグ戦(ホワイトカンファレンス)の後半から調子を上げていたキヤノンは、東京・江戸川区陸上競技場でおこなわれたプレーオフトーナメントの2回戦でNTTコミュニケーションズシャイニングアークス(NTTコム)を43-13で下し、準々決勝進出を決めた。

 キヤノンは序盤から勢いがあった。前半4分、CTB南橋直哉の突破から次々とつなぎ、LOコーバス・ファンダイクが先制トライを挙げた。

 その後、NTTコムのSHグレイグ・レイドローにPGを2本決められ、1点差とされたが、23分、キヤノンはNO8アマナキ・レレイ・マフィのボール奪取から攻め込み、CTBジェシー・クリエルが切り込んでWTBエスピー・マレーにつなぎ、2つ目のトライが生まれた。3月に移籍したばかりで古巣相手に燃えたマフィは、接点で激しくファイトしターンオーバーを連発した。

 キヤノンはハーフタイム前にも南アフリカ代表のクリエルが鋭いフットワークを使っての個人技で貴重な5点を追加し、19-6で折り返した。

 後半、キヤノンにPGで16点差とされたNTTコムは、51分(後半11分)、敵陣深くのスクラムからボールを動かし、ランで勝負した2021年度日本代表候補のSO前田土芽がタックラーを振り切ってゴールラインに押さえ、トライが認められた。
 しかし、反撃はそこまで。

 キヤノンは55分に連続攻撃をFLエドワード・カークがフィニッシュして流れを引き戻すと、その後も2トライを追加し、NTTコムを倒した。

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