サントリー、神戸製鋼、リコーがプレーオフ8強入り。NEC、三菱重工相模原、東芝は敗退。
日本ラグビーの最高峰リーグは来季新たに生まれ変わるため、2003年からおこなわれてきた「トップリーグ」としては2021年大会が最後となる。初代王者の神戸製鋼はラストシーズンも優勝を目指し、東大阪市花園ラグビー場でおこなわれたプレーオフトーナメント2回戦では三菱重工相模原ダイナボアーズを50-17で下した。
神戸製鋼は前半9分、テンポよくボールをつなぎ、CTBリチャード・バックマンが抜けて先制。14分には相手のパスが乱れて攻めに転じ、FB山中亮平がゴールへ駆け抜けた。12-3で迎えた21分には、2021年度日本代表候補のNO8ナエアタ ルイがハーフウェイから抜けてダイナミックに走り切り、点差を広げた。
一方、三菱重工相模原は26分、危険なプレーをした選手がシンビンとなり1人少ない状況だったが、自陣深くでCTB奈良望がインターセプトして大きくゲインし、サポートについていたWTB山本逸平につなぎ、1トライを奪い返した。
だが後半も先に得点したのは神戸製鋼で、開始早々、FB山中がカウンターで抜け、WTBアタアタ・モエアキオラにつないでトライが生まれた。50分(後半10分)には細かいパス回しからFL橋本皓が右隅にフィニッシュ。
その後、三菱重工相模原のCTBマイケル・リトルに1本やられたものの、神戸製鋼はラスト20分間で3トライを追加し、8強入りとなった。
神戸製鋼は5月9日、静岡・エコパスタジアムでおこなわれる準々決勝でクボタと対戦する。
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