ドコモ劇的勝利、快進撃続く! パナソニック、神戸製鋼、サントリー、クボタ、トヨタも3連勝
ドコモと同じホワイトカンファレンスに入っているパナソニック ワイルドナイツは、大分・昭和電工ドーム大分でキヤノンイーグルスと対戦し、47-0と快勝した。
前半のトライはドライビングモールでの1本だけだったが、11-0で迎えた後半も安定した戦いで主導権を握り、46分(後半6分)に敵陣深くに入ると、左外で粘ったWTB竹山晃暉がボールを残し、交代で入ったばかりのPRヴァル アサエリ愛がフィニッシュした。
62分にはフレッシュレッグのSH小山大輝が出足速くプレッシャーをかけ、キヤノンがパスを乱し、イングランド代表のLOジョージ・クルーズがボールを確保しトライゲッターとなった。
67分には元ウェールズ代表CTBハドレー・パークスのキックパスからNO8ジャック・コーネルセンが得点。73分にはSO山沢拓也が走りで魅せ、76分にはスピードスターの福岡堅樹も会場を沸かせ、パナソニックが3連勝で総勝点15とした。
キヤノンは3連敗(総勝点1)。
パナソニックなどとホワイトカンファレンスの首位を争う神戸製鋼コベルコスティーラーズは、兵庫・神戸ユニバー記念競技場で日野レッドドルフィンズと対戦し、52-7と圧倒した。
序盤にゴールラインを割るも反則が確認され先制チャンスを逃した日野に対し、神戸製鋼は前半12分、SOヘイデン・パーカーがディフェンス裏に絶妙なキックを放ち、バウンドボールを確保したCTBアタアタ・モエアキオラが最初のトライゲッターとなった。
その後、日野のWTBチャンス・ペニーが躍動し、同点とされた神戸製鋼だったが、26分にカウンターでチャンスを作り、ルーズボールを拾ったNO8ナエアタ ルイがインゴールに押さえ、勝ち越した。
30分にはラインアウトからモールで押し込みトライ。34分にはLOブロディ・レタリックがフィニッシャーとなり、ハーフタイム前にはFLブロディ・マクカランが相手にトライを許さないファインプレーを見せ、26-7で折り返した
神戸製鋼は後半早々、クイックスローインでボールをもらったWTB山下楽平がそのままゴールへ走り抜け、点差を拡大。その後、NO8ナエアタやCTBモエアキオラも力強い走りを披露して3トライを追加し、日野を突き放した。
神戸製鋼は3勝0敗(総勝点14)、日野は3連敗(総勝点0)となった。