【動画メニュー】初心者から育てる。浦和高校のトレーニング [2]
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MENU_12 マルコム
・中央のマーカーからスタート、まずはバック走
・後ろのマーカーで胸を地面につけてすぐさま起き上がる
・起き上がり方はもちろん「FOG」(起き上がった瞬間に足が前後の体勢に)
・前のマーカーまでラン、前のマーカーで寝る起きる
・中央のマーカーへ バック走
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MENU_13 コアとプル
・胸を張り、自分のコアを確認
・お尻を引くようにして、股関節を曲げる → 強く、安全な姿勢を確認。スクラム、タックルなどすべてのコンタクトプレーに生かす!
It‘s 浦高’sWAY :::::::::::::::::::::::::::
オリジナリティをどう扱うか。
走るメニューを削る決断
前回出場は2013年度。当時53年ぶりの出場は大きな話題になり、OB、関係者を喜ばせた。しかし、当時の監督・小林剛教諭、コーチ・三宅教諭(現部長)は、ともにさらなる改革に取り組んでいった。三宅部長が監督就任時には、トレーニングの構成にも手を入れた。
「当時から、2月の『冬季キャンプ』は重要な体づくりの期間だったのですが、今よりももっと、長い距離を走るメニューが多かった」(三宅部長)
体の小さなチームは走力で相手を上回る意識が高い。しかし三宅監督は、「走り勝つ」のなかに「動き勝つ」ことを見据えて、パワーや筋量を増やすメニュー、また敏捷性や、実戦的なラグビーの動きをトレーニングに取り入れた。その分、長距離ランのメニューは削った。
「走ることは、他の練習での走る意識を上げて補った」
メニューで言うと、スクエアランやマルコムは、三宅部長が加えたもの。寝る起きる、方向転換などの動きが採り入れられている。
([3]につづく)