海外 2021.11.28

バーバリアンズ対サモア戦はコロナで中止 中村亮土ら伝統の黒白ジャージーで試合出場叶わず

[ 編集部 ]
バーバリアンズ対サモア戦はコロナで中止 中村亮土ら伝統の黒白ジャージーで試合出場叶わず
バーバリアンズの12番をつけて先発予定だった中村亮土(Photo: Getty Images)
試合の2日前に練習するバーバリアンズ。小瀧尚弘や垣永真之介の姿も(Photo: Getty Images)
バーバリアンズを指揮する予定だった豪代表のデイヴ・レニーHC。左端は堀越康介(Photo: Getty Images)

 11月27日にイングランドのトゥイッケナムスタジアムで予定されていたバーバリアンズ対サモア代表の試合は、新型コロナウイルスの影響により、キックオフの90分前に中止となった。

 RFU(イングランドラグビー協会)が発表した声明によると、バーバリアンズチームの4人の選手と2人のスタッフがコロナの検査で陽性だったことが明らかとなり、監視グループ(the Professional Game Testing Oversight Group)から予定の試合は続行できないとアドバイスを受け、中止することになったという。

 RFUは「多くのファンにとって非常に残念な状況ですが、両チームのすべてのメンバーの安全が私たちの最優先事項です」とコメントしている。

 世界中の一流選手を招いて編成されるバーバリアンズには今回、日本代表の中村亮土、垣永真之介、小瀧尚弘、堀越康介も選出され、同じくバーバリアンズ入りを喜んでいた元アイルランド代表のロブ・カーニーはこの日のサモア戦が引退試合になる予定だった。

中止決定後、トゥイッケナムスタジアムで「シヴァタウ」を披露したサモア代表(Photo: Getty Images)
試合はできなかったが、貴重な時間を過ごしたバーバリアンズの選手・スタッフたち(Photo: Getty Images)

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