国内
2021.03.14
パナソニックがドコモとの全勝対決制す。神戸製鋼はリコーに辛勝、キヤノン熱闘で今季初勝利
【キーワード】トップリーグ2021
ジャパンラグビートップリーグは3月14日に第4節の5試合がおこなわれ、大阪・ヤンマーフィールド長居でおこなわれたNTTドコモレッドハリケーンズ対パナソニック ワイルドナイツの全勝同士対決は、26-13でパナソニックが制した。
前半は10-7と競った。
ペナルティゴール(PG)で先制したパナソニックに対し、ドコモは34分、ゴール前でモールを組んで押し込み、最初のトライを挙げた。
しかし3分後、ドコモのSOオーウェン・ウィリアムスが蹴ったボールがパナソニックの選手に当たり、跳ね返ったボールを青いジャージーの12番ハドレー・パークスが拾ってゴールへ駆け抜け、逆転した。
3点を追いかけるドコモが50分(後半10分)にPGで追いついたが、パナソニックは52分、CTBディラン・ライリーの力走で敵陣22メートルライン内に入り、FWでさらに前進後ボールを動かし、ディフェンスをひきつけたCTBパークスからパスをもらったWTB竹山晃暉がインゴール右隅に飛び込み、勝ち越した。
その後、ドコモがPGで2点差に詰めたが、パナソニックは64分、69分とSO山沢拓也のショット連続成功で8点差に。そして77分、左タッチライン際を駆け上がったパナソニックのWTB福岡堅樹がキックもまじえた鮮やかな個人技で貴重な5点を追加し、パナソニックが熱戦を制した。
パナソニックはこれで4勝0敗(総勝点19)、NTTドコモは3勝1敗(総勝点12)となった。