国内
2020.12.02
「メンバー外の子たちに頭が上がらない」東海大相模FWコーチの感謝
5大会ぶり9度目の花園出場を決めた東海大相模(神奈川)の津田将FWコーチ。
國學院久我山(東京)を19-17でしりぞけ、関東ブロックの敗者復活出場1枠を勝ち取った関東オータムチャレンジ大会の決勝戦後、こんな言葉を口にしていた。
「ここまでハマったら嬉しいだろうと思います。メンバー外の子たちには頭が上がらないです」
神奈川県予選では桐蔭学園に17-19と肉薄。全国での活躍を期す東海大相模に笑みはない
津田コーチが「ハマった」と表現したのは、第100回全国高校ラグビー大会への出場を決めた國學院久我山戦のラインアウト・ディフェンスだ。
筆者が確認した國學院久我山のマイボール・ラインアウトは11回中5回の成功に留まり、前半に至っては6回中2回だった。東海大相模のジャンパーは少なくとも前後半で4回のカットを見せていた。
勝利後、指揮官の三木雄介監督もラインアウトのディフェンスが「かなり大きかった」と振り返った。
「あれがないと今日のゲームはしんどかったと思います。津田(将)FWコーチが徹底して取り組んでくれました。メンバー外の子たちも一生懸命に練習をして、台になってくれました」