国内 2020.12.02

関東大学リーグ戦全勝だった東海大が最終節の日大戦辞退 チーム内で26名コロナ陽性

[ 編集部 ]
関東大学リーグ戦全勝だった東海大が最終節の日大戦辞退 チーム内で26名コロナ陽性

 ラグビーの関東大学リーグ戦1部で2季連続全勝優勝の可能性があった東海大学だが、チーム内に新型コロナウイルス感染者が多数出た影響により、12月5日に東京・秩父宮ラグビー場で予定されていた最終節の日本大学戦を辞退し、中止が決まった。

 関東ラグビー協会によれば、東海大学体育会ラグビーフットボール部所属の部員及びスタッフについて新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認され、全部員・スタッフにPCR検査を実施したところ、11月29日現在で26名の陽性者が確認されたとの報告があった。
 現時点では、感染者はいずれも軽症か無症状だが、現在、同ラグビー部は活動を停止しており、医学部付属病院および保健所の指導に従い、体調不良者の隔離、関連施設の消毒等の対応をおこなっているとのこと。上記を鑑み、12月5日に予定していた日本大学とのリーグ戦を辞退したいとの申し出があり、関東ラグビー協会はこれを受理し、当該試合の中止が決まった。

 2020年度の順位決定方法に基づき、東海大学×日本大学の試合については、日本大学:不戦勝(勝ち点:4点)、東海大学:不戦敗(勝ち点:0点)となる。

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