国内 2020.05.14

桐蔭学園、最高基準のジミ練[1] レスリングトレーニング

[ 編集部 ]
桐蔭学園、最高基準のジミ練[1] レスリングトレーニング
2020年1月。全国高校大会を制した桐蔭学園(写真は準決勝/撮影:毛受亮介)

全国高校大会優勝校・桐蔭学園高校のふだんの練習を紹介する。今回は、桐蔭が長年、続けているこだわり練習(前編の[3]、後編にて)と、ここ2年ほどで定番メニューに加わったレスリング(前編の[1]-[2]にて)、オフロード(後編にて)の練習だ。共通点は、メニューの地味さ。単調にも見えるドリルに、無数の判断(ジャッジ)とイメージ、ノウハウが詰まっている(完全版はラグビーマガジン2020年4月号、6月号に)。

監修・藤原秀之▼桐蔭学園監督

「お尻まっすぐ」と「前を見る」[1]-[3]

桐蔭学園・コンタクトの共通姿勢

1)前を見る(常に状況判断=ジャッジ=を!)


2)ヒップ スクエア(お尻をまっすぐ相手、または進行方向に向ける)


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A−1 レストレ ひざタッチ

やり方
・30秒間。互いに相手のひざを触りにいく
・頭をぶつけないように、しっかり前を見て!

NG×

この姿勢で相手にコンタクトしても、強さを発揮できない

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