【第105回全国高校大会】昨季決勝の再現となった準々決勝第4試合は壮絶な死闘に。桐蔭学園が東海大大阪仰星を振り切り、ベスト4へ進む。
■第105回全国高校大会 準々決勝
1月3日@東大阪市花園ラグビー場(大阪)
【桐蔭学園 32-22 東海大大阪仰星】
前回大会の決勝と同じ顔合わせになった準々決勝第4試合。近年の高校ラグビー界をリードする東西の横綱同士の激突は、期待に違わぬ熱闘となった。
先にペースをつかんだのは桐蔭学園だった。立ち上がりから相手陣でゲームを進めると、前半3分にFB曽我大和が右中間から約45メートルのロングDGを見事に通し先制。7分にはラインアウトを起点にFWで相手防御を集め、右大外のスペースを攻略してWTB鈴木豪がトライをマークする。
東海大大阪仰星もここから反撃。続くキックオフから一連の流れで相手陣レッドゾーンへ攻め入ると、大会随一のサイズを誇る重量FWが近場を前進。FL米谷翔馬が密集脇をこじ開けて7点を返した。
以降は東海大大阪仰星が攻撃を継続する時間が増え始めたが、桐蔭学園も動じることなく真っ向から体を当てて対抗。長いフェーズのディフェンスを堂々と守りきると、キックを効果的に使ってじわじわと陣地を盛り返す。
迎えた29分過ぎ。左コーナーでマイボールラインアウトを得た桐蔭学園は、BKも加わってモールを押し込み、キャプテンのHO堂薗尚悟がトライゾーンに押さえる。15-7とリードを広げてハーフタイムを迎えた。
後半。ゲームはさらに激しさを増し、目まぐるしいほどのスピードでハイレベルな攻防が展開される。
先に追加点を奪ったのは桐蔭学園だ。3分にゴール正面のPGを難なく決めると、5分には自陣22メートル線内でのターンオーバーから一気に右サイドを切り返し、HO堂薗→CTB坪井悠とつないでトライゾーンを陥れる(25-7)。
東海大大阪仰星も13分、自陣から19フェーズにおよぶ長い連続攻撃を仕留めきってFL米谷が右中間へ駆け抜け13点差とするが、桐蔭学園はここで底力を発揮。中盤でのペナルティ獲得からゴール前へ攻め込み、SO竹山史人の防御ライン裏へのキックをCTB坪井がインゴールで押さえてふたたび突き放す(32-12)。
20点差で迎えたロスタイム。東海大大阪仰星はわずかな望みをつなぐべく、残る力を振り絞って猛攻を仕掛ける。30分、ラックサイドを途中出場のSH林淳昊が持ち出してチーム3本目のトライをマークすると、なおも自陣から攻撃を継続し、32分にWTB小出壮太郎がインゴールへ。
レフリーからノータイムのコールがかかる中で迎えたラストプレーでも東海大大阪仰星は集中力を切らすことなく攻め続け、相手陣22メートル付近まで攻め込んだが、最後は桐蔭学園が確保したボールを蹴り出してフルタイム。32-22の最終スコアで、壮絶な死闘に幕が下ろされた。




