国内 2025.09.27

【リーグワンライジング】ブルーレヴズが80点奪う大勝。シャトルズを寄せ付けず。

[ 編集部 ]
【リーグワンライジング】ブルーレヴズが80点奪う大勝。シャトルズを寄せ付けず。
2トライを奪いPOTMに選ばれた槇瑛人[静岡BR](撮影:木村大輔)

■リーグワン ライジング 第1週
・9月27日@草薙総合運動場球技場(静岡)
【静岡BR 80-21 S愛知】

 若手選手の育成を主な目的として、今年度より新設された「ジャパンラグビー リーグワン ライジング」第1週、昨季D1レギュラーシーズン4位の静岡ブルーレヴズと昨季D2優勝の豊田自動織機シャトルズ愛知の東海対決が静岡の草薙総合運動場球技場でおこなわれた。

 先制点はシャトルズが奪う。前半4分にラインアウトモールからFL鄭兆毅がトライ(G)をマークし7点を先制した。

 ホストのブルーレヴズはすぐに反撃。ペナルティが起点のラインアウトから展開した6分、FB奥村翔が左中間にトライ(G)をマークして同点に追いつく。続けて11分にはペナルティからクイックタップでリスタートしたアタックにBK陣が連動、左サイドを抜けたSH細矢聖樹がトライ(G)を奪い逆転した。(14-7)

 その後もブルーレヴズはキックを駆使しながらテリトリー、ポゼッションで優位に立ち、4トライ2ゴールを重ねて試合を支配する。一方のシャトルズは反則が重なりチャンスを作れず、以降は無得点で前半が終了し38-7のブルーレヴズリードでハーフタイムを迎えた。

 後半最初のスコアもブルーレヴズに入る。3分、ラインでつないだパスを右サイドで受けたWTB槇瑛人が相手を振り切って自身2本目のトライ(G)を奪い、チームのリードをさらに広げる。

 ランプレーの突破から後半に2トライ2ゴールを記録したシャトルズだが、先制点以降リードを奪うことはできず。一方、攻撃の手を緩めないブルーレヴズはフルタイムまでに12トライ10ゴールを重ね、80-12で大勝を飾った。

 両クラブのゲームキャプテンが相手チームからそれぞれ1名選出するプレーヤー・オブ・ザ・マッチは、ブルーレヴズのWTB槇瑛人とシャトルズのSH高島來亜が選出された。

 今季の始動から「チーム全体のレベルアップを意識してきた」と語るブルーレヴズの藤井雄一郎監督は、今日のチームのパフォーマンスを受けて「一定の成果を出せた」と手応えを表現した。

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