国内 2025.09.01

【SEINAN ラグビーマガジンCUP 第52回九州ミニラグビー交歓会】“九州ラグビーの源流”と称される大会を熊本・阿蘇で開催。341名の小学生ラガーが交流深める。

[ 編集部 ]
【SEINAN ラグビーマガジンCUP 第52回九州ミニラグビー交歓会】“九州ラグビーの源流”と称される大会を熊本・阿蘇で開催。341名の小学生ラガーが交流深める。
すべての参加者が貴重な体験を得る3日間となった(撮影/高野徹)



 小学校高学年カテゴリーの選手たちが地域の枠を超えて交流する『SEINAN ラグビーマガジンCUP』の今季第2弾、『SEINAN ラグビーマガジンCUP 第52回九州ミニラグビー交歓会』が、8月29日〜31日の3日間にわたって開催された。

 50回以上を数える歴史において幾多の好プレーヤーを輩出し、“九州ラグビーの源流”と称される本大会。2020年のコロナ禍以降は会場を変えながらの開催を強いられていたが、今年は6年ぶりに熊本県の国立阿蘇青少年交流の家での開催となり、九州および山口から26チーム36スクール、341名の少年少女が参加して交流を深めた。

 大会は初日の29日に開会式をおこない、30日と31日に各チームが3試合ずつをプレーするというスケジュールで開催された。国内でも屈指のラグビーどころらしく、試合では小学生とは思えないほどのハイレベルなアタックや気持ちのこもったタックルが続出。最終日のラストゲームでは恒例となった各スクールから推薦された選手によるエキシビションマッチ(男女)も実施され、大盛況のうちに閉会を迎えた。

 グラウンドでのゲームに加え、2泊3日の共同生活やレクリエーションを通じて同世代のラグビー仲間とともに過ごした時間は、選手たちにとってかけがえのない経験となったはずだ。またチームを引率した指導者同士にとっても、新たなつながりを育む貴重な機会となっただろう。

 ラグビーを軸に交流することの意義を、あらためて実感した3日間。ここで生まれた絆が、今後さらに広がっていくことを期待したい。

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