日本代表 2025.08.29

ワーナー新キャプテンの初戦。「2年後に向けての体制」とハットリーCC。

[ 森本優子 ]
ワーナー新キャプテンの初戦。「2年後に向けての体制」とハットリーCC。
「ボールを持っていないときのワークレートを見せたい」とサム・グリーン(右)



「アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ (PNC)2025」プールB初戦のカナダ戦を翌日に控えた日本代表は29日、会場となるユアテックスタジアム仙台で前日練習を行った。

 練習後、ニール・ハットリーコーチングコーディネーター(CC)、FL下川甲嗣、FBサム・グリーンが会見に出席した。前日の会見でLOワーナー・ディアンズとHO原田衛が共同キャプテンとして任命されたことから、2人に関する質問が相次いだ。

 決定の経緯についてハットリーCCは、「エディー(ジョーンズHC)からいくつか選択肢を受け、コーチ陣でも話し合った。ワーナー、原田、SO李承信らリーダーを中心にチームを作っているが、2年後に向けてこういう形になった」と説明。共同キャプテン2人に加え、リーダーズグループとして李承信がアタック、FLファウルア・マキシがディフェンス、CTBディラン・ライリーがアタック&ディフェンス双方を担当、2人を補佐する形となっている。

 カナダ戦の先発で最多キャップはライリーの30と若いが、「エキサイティングなスコッド。あと2年間ジャパンとして経験を積み、素晴らしいチームになっていく」と、これからの可能性に期待をかけた。

 マオリ・オールブラックス戦以来の出場となる下川。キャップ数は14とこのチームでは中堅だが「明日の試合は自分のパフォーマンスを最優先に考える」と、まずは自分のプレーに集中。初のキャプテンを務めるワーナーについては「誰もが納得するリーダー。言葉もそうだけど、誰よりハードワークして、チームを勝たせるプレーもやってきた」と信頼を寄せた。

 サム・グリーンも「リーチという良きメンターの下でプレーして、地に足がついた落ち着いたキャプテン」と評価した。

 チームはカナダ戦終了後に渡米、決勝まで4週連続試合となるが、宮﨑ではその状況を想定したトレーニングも行ったと下川。

「宮崎でも毎日、ハードワークでしたが、タフな時間が来た時どれだけ冷静にできるか、練習でリカバリーランを取り入れ、きつい状況でも冷静に考えられるようにしてきました」

 まずは仙台でその成果の一端を披露したい。

PICK UP