南アフリカ代表“スプリングボクス”がTRC第1節オーストラリア戦のメンバー発表。シヤ・コリシをNO8で起用。

南アフリカ代表“スプリングボクス”が南半球4か国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」第1節オーストラリア代表“ワラビーズ”戦(現地8月16日@ヨハネスブルグ)の試合登録メンバー23名を8月11日に発表した。
南半球4カ国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」
WOWOWで全12試合を独占放送・配信!
キャプテンのシヤ・コリシはテストマッチで初めてNO8として先発出場する。来季、花園近鉄ライナーズに移籍加入するマニー・リボックはSOのスターターを任された。このほかリーグワンプレーヤーは、HOマルコム・マークス(S東京ベイ)、LOルード・デヤハー(埼玉WK)、FLピーターステフ・デュトイ(トヨタV)、CTBジェシー・クリエル(横浜E)がスターティングXVに入り、LOフランコ・モスタート(三重H)、FL/NO8クワッガ・スミス(静岡BR)がリザーブに名を連ねている。昨季、相模原DBでプレーしたカート=リー・アレンゼは左WTBで先発する。
23名の総キャップ数は1037。南アフリカ史上最多134キャップのLOエベン・エツベスから、7月12日のイタリア代表戦で初キャップを得た141キロのPRアセナティ・ンラバカニエまで、経験値のバラエティに富んだラインナップとなっている。CTBダミアン・デアレンデは背中、WTBチェスリン・コルビは膝の負傷でメンバー外となった。NO8ヤスパー・ヴィーセは4試合の出場停止処分中で、この試合が2試合目にあたる。
世界ランキング1位の南アフリカは同6位のオーストラリアに対し、2022年以来4連勝中で昨年のTRCも2連勝を飾っている。南アフリカ有利の情勢と言えるが、オーストラリアは7月から8月にかけてブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズと対戦し、最終戦で勝利するなど調子を上げている。
スプリングボクスのラシー・エラスマスHCは「オーストラリアはB&Iライオンズとの直近2試合で正しい軌道に乗っていることを示しました。彼らが自信を持ってこの試合に臨み、そのパフォーマンスをさらに高めていくことを確信しています」と警戒感を示している。
<南アフリカ代表 オーストラリア代表戦(8月16日17時10分キックオフ@エリス・パーク)登録メンバー>※日本時間17日0時10分
▼スターティングXV
1.オクス・ンチェ(シャークス)
2.マルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ[JPN])
3.ウィルコ・ロウ(ブルズ)
4.エベン・エツベス(シャークス)
5.ルード・デヤハー(埼玉パナソニックワイルドナイツ[JPN])
6.マルコ・ファンスターデン(ブルズ)
7.ピーターステフ・デュトイ(トヨタヴェルブリッツ[JPN])
8.シヤ・コリシ(シャークス)[C]
9.グラント・ウィリアムズ(シャークス)
10.マニー・リボック(花園近鉄ライナーズ[JPN])
11.カート=リー・アレンゼ(ブルズ)
12.アンドレ・エスターハイゼン(シャークス)
13.ジェシー・クリエル(横浜キヤノンイーグルス[JPN])
14.エドウィル・ファンデルメルヴァ(シャークス)
15.アフェレレ・ファシ(シャークス)
▼リザーブ
16.ボンギ・ムボナンビ(シャークス)
17.ヤン=ヘンドリック・ウェッセルズ(ブルズ)
18.アセナティ・ンラバカニエ(ライオンズ)
19.フランコ・モスタート(三重ホンダヒート[JPN])
20.クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ[JPN])
21.コーバス・ライナー(ストーマーズ)
22.キャナン・ムーディー(ブルズ)
23.ダミアン・ヴィレムセ(ストーマーズ)
C:キャプテン