各国代表 2025.07.25

南アフリカ代表“スプリングボクス”、ザ・ラグビーチャンピオンシップ第1ラウンドのスコッド発表。

南アフリカ代表“スプリングボクス”、ザ・ラグビーチャンピオンシップ第1ラウンドのスコッド発表。
7月19日の復帰戦に出場したシヤ・コリシ キャプテン(Photo/Getty Images)

 南アフリカ代表“スプリングボクス”は現地時間7月23日、南半球4か国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)」第1ラウンドのオーストラリア代表戦に向けた37名のスコッドを発表した。

 選手層の厚みを増しながらチームビルディングを進めてきたスプリングボクス。7月のテストマッチ3連戦で初キャップを手にしたPRアセナティ・ンラバカニエ、LO/FLコーバス・ヴィーセら5名も名を連ねた。首とアキレス腱の怪我から回復し、19日のジョージア戦で復帰したチームキャプテン、FLシヤ・コリシも選出されている。

 HOマルコム・マークス(S東京ベイ)、LOフランコ・モスタート(三重H)、LOルード・デヤハー(埼玉WK)、FL/NO8ピーターステフ・デュトイ(トヨタV)、FL/NO8クワッガ・スミス(静岡BR)、CTBダミアン・デアレンデ(埼玉WK)、CTBジェシー・クリエル(横浜E)、WTBチェスリン・コルビ(東京SG)の8名のリーグワンプレーヤーもスコッド入りした。

 12日のイタリア戦でレッドカードを受けたNO8ヤスパー・ヴィーセ(浦安DR)は、4試合の出場停止処分が課されているため今回は選外となった。SHファフ・デクラーク(横浜E)は、スタンバイプレーヤーにセレクトされ、バックアップ要員としてコールアップを待つことになる。

 また、27日から始まるトレーニングキャンプには、今年のU20チャンピオンシップで優勝したWTBチェスウィル・ユースタ、FLバチョベレ・レカーニ、SHハーシム・ピードの3名が招待選手として参加する。

 ラシー・エラスマスHCは「今回のグループは経験豊富な選手と、ここ数試合でチャンスをつかんだ若手もいます。このスコッドで戦う最初の2試合が楽しみです」と展望を述べている。

 スコッドの構成については「それぞれのポジションにはカバーできる選手が3人ずついることになり、それがこの大会では重要です。(コリシ主将以下)36人に絞り込む作業は綿密におこなわれました」と語った。

 2012年に4か国制となったTRCで昨年、5年ぶり2度目の優勝を果たしたスプリングボクス。今年もオーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチンとの戦いを制し、チーム初の大会連覇をねらう。

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