ロビー・ディーンズ率いるバーバリアンズ、メンバー23人を発表。6.26スプリングボクスと対戦。

6月26日にケープタウン・スタジアムで南アフリカ代表と対戦するバーバリアンズのメンバー23人が発表された。
率いるのは、埼玉ワイルドナイツのロビー・ディーンズ監督だ。
同クラブでBKコーチを務める金沢篤、元オールブラックスのLOでアドバイザーを担うサム・ホワイトロック、そしてTOP14・ラシン92のパトリス・コラゾの3人がディーンズHCを支える。
リーグワンからは、東京サンゴリアスのFLサム・ケイン、東芝ブレイブルーパス東京のFLシャノン・フリゼル、埼玉ワイルドナイツのFLラクラン・ボーシェーの3人が招集された。
来季の日本行きを発表しているCTBピーター・ウマンガ=ジェンセン、WTBマーク・テレアもメンバーに名を連ねた。
他にも代表キャッパーがズラりと並び、アイルランド代表のPRキアン・ヒーリー、FL/NO8ピーター・オマーニーにとっては、この試合が現役ラストゲームとなる。
フランス代表のSO/FBメルヴィン・ジャミネにとっては、2024年7月に人種差別発言によって課された数か月間に渡る出場停止処分が明けて以来、初の国際舞台だ。
また、SHサンティアゴ・アラタはウルグアイ人で史上2人目となるバーバリアンズ選出となった。
対するスプリングボクスにとっては2025シーズンの初戦。
HOマルコム・マークス、LOルード・デヤハー、CTBダミアン・デアレンデ、CTBジェシー・クリエル、WTBチェスリン・コルビ、WTBカート=リー・アレンゼ(今季相模原DB退団)が先発し、LOフランコ・モスタート、FLクワッガ・スミスなど、8人のリーグワンプレーヤーが並んだ。
両者の対戦は9回目の対戦で、ロンドン開催だった前回の対戦時(2016年11月5日)は31-31で引き分けた。
1952年の初対戦以来、バーバリアンズは4勝、スプリングボクスは3勝、そして1引き分けという対戦成績が残る。
2000年12月10日(41-31@カーディフ)以来の勝利を目指す、南ア代表のラシー・エラスマスHCは「バーバリアンズとの対戦はいつもエキサイティングです。今回は南アフリカ国内では初対戦となるから、特別な試合になるでしょう」と語った。
【バーバリアンズ/メンバー23人】
PR キアン・ヒーリー(アイルランド137caps)
PR ウィル・コリアー(イングランド2caps)
PR ハッサネ・コリンガル(フランス3caps)
PR ポール・アロエミール(サモア25caps)
HO カミーユ・シャ(フランス33caps)
HO リッキー・リッチテリ(NZ 0cap)
LO デイヴィッド・リバンズ(イングランド10caps)
LO ルーベン・ヴァンヘーデン(南アフリカ0cap)
LO ジョシュ・ビーア(NZ 0cap)
FL/NO8 ホスキンス・ソトゥトゥ(NZ 14caps)
FL/NO8 ピーター・オマーニー(アイルランド105caps)
FL/NO8 サム・ケイン(NZ 104caps)
FL/NO8 シャノン・フリゼル(NZ 33caps)
FL/NO8 ラクラン・ボーシェー(NZ 0cap)
SH タウェラ・カーバーロー(NZ 27caps)
SH サンティアゴ・アラタ(ウルグアイ50caps)
SO/FB メルヴィン・ジャミネ(フランス20caps)
SO ジョシュ・ジェイコブ(NZ 0cap)
CTB ピーター・ウマンガ=ジェンセン(NZ 1cap)
CTB/WTB レスター・ファインガアヌク(NZ 7caps)
CTB/WTB ジョー・マーチャント(イングランド26caps)
WTB マーク・テレア(NZ 19caps)
FB ジェイコブ・ラトゥマイタヴキ=ニープケンス(NZ 0cap)