ワールドカップ
2025.03.17
【RWC2027】ヨーロッパ・チャンピオンシップ5位のベルギーが「最終予選トーナメント」へ進出決める。

3月15日に欧州地域の国際大会「ラグビーヨーロッパ・チャンピオンシップ2025(REC2025)」の5位決定戦がアムステルダムでおこなわれ、ベルギー代表がオランダ代表に31-10で勝利した。この結果により、ベルギー代表はラグビーワールドカップ2027オーストラリア大会(RWC2027)の最終予選トーナメントへの進出を決めた。
RWC2027の参加チームは従来の20から24チームに拡大する。日本を含むRWC2023の成績上位12チームはすでに大会出場を決めているが、残り12チームは2024年8月に発表された予選プロセスを経て出場が決まる。
ヨーロッパの出場枠は8チームが参加するREC2025の上位4チームに割り当てられる。REC2025は4チーム×2プールで各プールの上位2チーム(合計4チーム)が上位トーナメント、下位2チームは下位トーナメントに進出する形式で、2月9日時点で上位トーナメントへの進出を確定させたジョージア、スペイン、ルーマニア、ポルトガルが、同時にRWC2027本大会への出場を決めていた。
下位トーナメントにはベルギー、ドイツ、スイス、オランダが進出。3月15日の5位決定戦で4トライを挙げたベルギーがオランダに31-10で快勝し、RWC2027の最後の出場枠を争う「最終予選トーナメント」に進むことになった。
RWC2027最終予選トーナメントは今年11月に開催予定で、ベルギーは「アフリカ/アジアプレーオフの勝者」「南米ラグビーチャンピオンシップ2025 3位」「南アメリカ/太平洋プレーオフの敗者」と1つの枠をかけたトーナメントに臨む。ベルギーはこのトーナメントを勝ち抜けば、史上初のRWC本大会出場となる。