各国代表 2025.03.09

右膝負傷のフランス代表アントワンヌ・デュポン、長期離脱か。

[ 編集部 ]
右膝負傷のフランス代表アントワンヌ・デュポン、長期離脱か。
苦悶の表情を浮かべるアントワンヌ・デュポン(Photo/Getty Images)

 ダブリンで3月8日におこなわれた「シックス・ネーションズ2025」第4節・アイルランド対フランス戦で右膝を負傷したフランス代表キャプテンのSHアントワンヌ・デュポンは回復まで長期間を要する可能性がある。WEBサイト「プラネットラグビー」が日本時間9日に報じた。

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 デュポンは前半27分台にアイルランドのHOダン・シーハンにタックルしてすぐに立ち上がりブレイクダウンに入ったが、この時LOタイグ・バーンがデュポンの右足に乗り掛かる形になり、デュポンは自力で立ち上がれないままピッチを後にすることとなった。

 正確な診断にはMRI検査が必要になるが、右脚の前十字靭帯が断裂している可能性が高いと報じられる。この場合、復帰には6〜9か月を要することになる。フランス代表は来週のシックス・ネーションズ最終節スコットランド戦をキャプテンを欠いて臨むことになるだろう。

 デュポンはフランス・TOP14のトゥールーズに所属しているが、6月末まで続くシーズン中に復帰できる可能性は低くなった。トゥールーズには同ポジションの日本代表SH齋藤直人が所属している。11月のテストマッチ「オータム・ネーションズシリーズ」の出場にも影響が及ぶ可能性がある。

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