2024年世界最優秀新人賞のウォレス・シティティ、膝の負傷で今季のスーパーラグビーは欠場見込み。

　2024年のオールブラックスの年間最優秀選手で、ワールドラグビーの年間最優秀新人賞（ブレイクスループレイヤー）にも選ばれたNO8ウォレス・シティティが、膝の負傷により今季のスーパーラグビーをすべて欠場する見込みであることが明らかになった。
　1月24日、所属するチーフスが発表した。

　昨年に代表デビューを飾った22歳のシティティは、秋の北半球ツアーで右膝の半月板を負傷。手術ができる外科医が見つからなかったため、年明けにようやくオペを実施した。

　チーフスは、シティティが2025年のスーパーラグビーシーズン中に「あまり関与することはない」と発表。
　クレイトン・マクミランHCは、「ウォレスが昨シーズンに与えた影響を誰もが見ており、私たちにとって大きな損失ですが、彼の回復と復帰を支援することに重点を置いています」とコメントした。

　チーフスは今季、FBショーン・スティーブンソンもクボタスピアーズ船橋・東京ベイに移籍するなど、エース格の欠場が続いている。