【リーグワン】スピアーズが後半にブラックラムズを逆転。「えどりく」での連勝記録を19に伸ばす。
■NTTリーグワンD1第5節・1月18日@スピアーズえどりくフィールド(東京)
【S東京ベイ 26-18 BR東京】
前節、東京サントリーサンゴリアスに引き分け、2勝1分1敗のクボタスピアーズ船橋・東京ベイが今年初の「えどりく」のホストゲームに今季1勝3敗のリコーブラックラムズ東京を迎えた。
均衡した展開の立ち上がりからブラックラムズが最初にスコアを動かした。前半12分、敵陣22mライン内に侵入してフェーズを重ね、WTBロトアヘア アマナキ大洋のオフロードを受けたSO TJ・ペレナラが右中間にトライ。FB伊藤耕太郎のコンバージョンも決まり7点を先制した。
スピアーズはトライキャンセルなどもありながら、SOバーナード・フォーリーが2本のPGを沈めて27分までに1点差に迫る。ブラックラムズは直後のアタックでTJ・ペレナラがループでパスを受けて前進し、左大外への展開からWTBロトアヘア アマナキ大洋が29分にトライラインを割った。(12-6)
その後のプレーでロトアヘア アマナキ大洋がデリバレイトノックフォワードによりイエローカードを受ける中、数的有利のスピアーズは32分にCTB廣瀬雄也の左へのキックパスをキャッチしたWTBゲラード ・ファンデンヒーファーが駆け抜けてチーム1本目のトライで5点を返した。
前半終了間際にブラックラムズがPGでリードを3点広げて迎えた後半は、スピアーズがギアを上げる。
後半13分にラインアウトモールからキャプテンのNO8ファウルア・マキシがトライゾーンにグラウンディングして逆転すると、続く18分には右への素早い展開からCTBリカス ・プレトリアスがトライ(G)をマークしてリードを8点に広げた。(23-15)
互いに1本ずつPGを決めて迎えた終盤、ブラックラムズがアタックを仕掛けるもスピアーズのディフェンスが跳ね返す。そのままフルタイムを迎えたゲームは26-18でスピアーズが勝利し、ホストスタジアム「えどりく」での連勝記録を18に伸ばした。
プレーヤー・オブ・ザ・マッチを獲得したスピアーズのキャプテン、ファウルア・マキシは、「たくさんのオレンジアーミーのサポートがあって、自分たちの力になりました」とファンに感謝を伝え、「ハーフタイムに修正して後半の入りにフォーカスして、良くなった。諦めずに勝ち切れて良かったです」とタフなゲームを振り返った。