国内
2025.01.02
【全国大学選手権】帝京が後半3連続トライで明治を引き離す。4季連続の決勝進出。
■全国大学選手権準決勝・1月2日@国立競技場(東京)
【帝京大 34-26 明大】
大学選手権準決勝の1試合目は関東大学対抗戦勢の対戦。11月17日の対戦では48-28で、帝京大が明治大に3トライ差の勝利を収めていた。
序盤からボールを持つ帝京大が攻める。前半7分、FL森元一気のゲインから中央突破しSO本橋尭也がトライ。CTB大町佳生のコンバージョンも決まり帝京大が7点を先取する。16分にもハイボールのこぼれ球をつかんだWTB生田弦己が左サイドを走りきり、帝京大が14点のリードを奪った。
追う明大は19分に前方へのキックで敵陣深くの中央にボールを落としてからターンオーバーに成功し、左への展開からWTB海老澤琥珀が追撃のトライをマークした。
スクラムの優位から流れをつかんだ明大は、32分にフィールドを広く使う展開から右大外のPR
檜山蒼介にボールが渡りトライ、CTB平翔太がコンバージョンを沈めて2点差に迫る。前半は14-12の帝京大リードで終了した。
ハーフタイムを経て、明大に傾いた流れを帝京大が引き戻す。後半4分、FB小村真也のビッグゲインから左に展開しCTB上田倭士がトライ。その後も圧力を高めて8、17分に続けてトライを奪って明大を引き離し、帝京大が19点のリードを奪った(31-12)
帝京大が32分のPGでさらに3点リードを広げるが、明大は34分にSO伊藤龍之介のゲインからNO8木戸大士郎がトライ(G)。さらにホーンが鳴った後の43分にもLO田島貫太郎が1人を弾きながらインゴールに飛び込み14点を返した。
最終スコアは34-26、4連覇を目指す帝京大が明大を下し、4季連続の決勝進出を果たした。