各国代表 2024.08.14

南アフリカ代表、TRCの対オーストラリア第2戦は“ヤング”ボクスで臨む。

[ 編集部 ]
南アフリカ代表、TRCの対オーストラリア第2戦は“ヤング”ボクスで臨む。
スプリングボクス第66代主将、サルマーン・モエラット(Photo: Getty Images)

「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」(TRC)第2戦、8月17日にオプタス・スタジアム(パース)でオーストラリア代表“ワラビーズ”と対戦する南アフリカ代表“スプリングボクス”が、南アフリカ現地時間の13日に試合登録メンバー23名を発表した。
 FLシヤ・コリシは休養で欠場し、この試合のゲームキャプテンは26歳のLOサルマーン・モエラットが務める。

南半球4カ国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」
WOWOWで全12試合を独占放送&ライブ配信!

 モエラットは7月20日のポルトガル戦で、スプリングボクスの第66代キャプテンとして初めてチームを率いて以来、2度目のゲームキャプテンを担う。
 FL(6)には、第1戦で“ボムスコッド”として途中出場したマルコ・ファンスターデンが入る。
 コリシのほか、CTBダミアン・デアレンデ、WTBカート=リー・アレンザら8名を休養させると発表している。

 スターティングXVでキャップ数が1ケタのメンバーは、PRヤン=ヘンドリック・ウェッセルズ(1)、HOヨハン・グロベラー(1)、LOサルマーン・モエラット(8)、LOルアン・ノルティエ(1)、NO8エリフ・ロウ(5)、SHモルネ・ファンデンバーグ(1)、SOサシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル(5)、FBアフェレレ・ファシ(5)の8名。※カッコ内数字はキャップ数

 ラシー・エラスマスHCは選手起用について、「今シーズンの初めから、2027年のオーストラリアW杯を視野に入れてスコッドの選手層を厚くすることを大きな目標の一つとして掲げていた。若い選手をテストしてグループの現状を見極めるには、トップティアの国と対戦する以上に良い手段はない。特に今回の試合のようなアウェイの遠征はなおさらだ」と語り、パースでの対ワラビーズ第2戦を若手の成長とチームの底上げの機会とする考えを示した。

 あわせて、若い選手たちについて「彼らのプレーに対するハングリー精神と個々のスキルが、ブリスベンでの結果を上回る素晴らしい原動力になると信じている」と話し、勝利に対する自信ものぞかせた。

<南アフリカ代表 オーストラリア戦(8月17日19時45分キックオフ@オプタス・スタジアム)登録メンバー>※現地時間
▼スターティングXV
1.ヤン=ヘンドリック・ウェッセルズ(ブルズ/1caps)
2.ヨハン・グロベラー(ブルズ/1caps)
3.トーマス・デュトイ(バース/19caps)
4.サルマーン・モエラット(ストーマーズ/8caps)[C]
5.ルアン・ノルティエ(ブルズ/1caps)
6.マルコ・ファンスターデン(ブルズ/21caps)
7.ピーターステフ・デュトイ(トヨタヴェルブリッツ<JPN>/80caps)
8.エリフ・ロウ(ブルズ/5caps)
9.モルネ・ファンデンバーグ(ライオンズ/1caps)
10.サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル(ストーマーズ/5caps)
11.マカゾレ・マピンピ(シャークス/43caps)
12.ルカニョ・アム(シャークス/36caps)
13.ジェシー・クリエル(横浜キヤノンイーグルス<JPN>/72caps)
14.チェスリン・コルビ(東京サントリーサンゴリアス<JPN>/34caps)
15.アフェレレ・ファシ(シャークス/5caps)
▼リザーブ
16.マルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ<JPN>/68caps)
17.オクス・ンチェ(シャークス/32caps)
18.ヴィンセント・コッホ(シャークス/53caps)
19.エベン・エツベス(シャークス/123caps)
20.クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ<JPN>/44caps)
21.グラント・ウィリアムズ(シャークス/12caps)
22.マニー・リボック(ストーマーズ/15caps)
23.ハンドレ・ポラード(レスター/72caps)
C:キャプテン

PICK UP