各国代表
2024.08.15
カナダ代表は“縁”ある日本をリスペクト。「ハイスキルでダイナミックなチーム」
「パシフィックネーションズカップ」(PNC)で現地時間8月25日に日本代表と対戦するカナダ代表のキングズリー・ジョーンズHCとキャプテンのFL/NO8ルーカス・ランボールが、15日にオンラインでの記者会見に応じた。
世界ランキング21位のカナダは、PNCプールBのオープニングマッチで、同14位の日本とBCプレイス・スタジアム(バンクーバー)で対戦する。
ジョーンズHCは日本の印象について、「ハイスキルでダイナミックなチーム。タフなテストマッチは我々にとって大きな挑戦になる。日本という素晴らしい場所と人々にもリスペクトしている」と語った。
ジョーンズHCは2019年のW杯日本大会でもカナダ代表を率いていた。10月13日に釜石鵜住居復興スタジアムで予定されていた、ナミビアとのプールB最終戦が台風19号の影響により中止となった際、カナダ代表は釜石市内で土砂の除去などのボランティア作業を手伝った。
当時24歳だったルーカス・ランボールも作業に励んだ選手の一人。被災しカナダのサポートを受けた人々は、選手たちに今も変わらぬリスペクトを抱いているはずだ。
PNCではプールBの2試合を戦った後のファイナルステージは日本で開催される。カナダ代表としては2019年以来の日本でのテストマッチとなる。
ファイナルステージにより良い成績で臨むため、プールB初戦への準備とフォーカスを進めているカナダ。“縁”ある日本を相手に、どのようなラグビーを見せてくるだろうか。