静岡ブルーレヴズ、新規加入選手入団会見を開催。「早く戦力としてチームに貢献したい!」と意気込み語る。
静岡ブルーレヴズの新規加入選手の会見が、クラブハウスでおこなわれ、コンディション不良により欠席のヴェティ・トゥポウを除く7選手が顔をそろえた。
ブルーレヴズの青いジャージーに身を包んで会見に臨んだ選手たちは、「一日も早くチームに貢献したい」と抱負を口にした。
この日会見に登壇したのは、山谷拓志代表取締役社長兼強化部部長/GM、藤井雄一郎監督、そしてショーン・ヴェーテー、中山律希、作田駿介、北村瞬太郎、加藤大冴、杉本海斗、岡﨑颯馬の新人たち。ヴェーテー、作田、トゥポウの3選手は一足先にアーリーエントリーでリーグワンデビューを果たしているが、残りの選手たちも今季の出場を目指し、トレーニングに汗を流している。
冒頭のあいさつで、山谷社長は「8人の戦力を迎えられることは、クラブとしてもとてもうれしく、誇らしく思います。新しい戦力を迎えてさらに選手の層を厚くして、残りのシーズン、そして来シーズンさらにステップアップしていけるように努めていきたい」と話し、藤井監督も「一日も早くブルーレヴズの戦力として、グラウンドで暴れてほしい」と期待を口にした。
二人のあいさつに続いて、選手たちがそれぞれアピールポイントと抱負を話し、第10節のブラックラムズ戦でリーグワンデビューした環太平洋大出身のショーンは「自分の持ち味はボールキャリー。もっと試合に出たい」とアピール。明大出身でPRの中山は「ブルーレヴズらしいプロップになりたいです。りっちゃんと呼んでもらえたら嬉しい」とコメントした。
流経大出身のHO作田は「ボールキャリーやタックルの体をぶつけるところを見てほしい」と語り、目標選手としてレヴズの先輩HO日野剛志の名前を挙げ、「日野さんを目標にして、自分もチームを支えられる選手になりたい」と話した。
立命大出身でこの日が誕生日の北村瞬太郎は「まずはブルーレヴズの9番を着てしっかり活躍して、最終的には桜のジャージーを着て日本を代表する9番になりたい」と22歳の決意を語り、9歳からNZでプレーしていた18歳の加藤は、「テンポのいいラグビーとスタミナを生かして走り続けるラグビーをしたい。一日も早くグラウンドに立って、9番を背負ってブルーレヴズで優勝したい」と力強くコメント。
最近サウナにはまっているというWTB杉本(東洋大出身)は「強みはスビートのあるランです。一日も早く試合に出てチームに貢献したい」と抱負を語った。「自分の強みは仕掛けの部分とタックル、そして80分間ひたむきに戦い続けるところ」と話したのは早大出身のCTB岡﨑。「静岡ブルーレヴス、ヤマハ発動機というのは早稲田大学から偉大な先輩が多く入団して活躍している。その偉大な先輩方を越えられるようにひたむきに頑張っていきたい」と話した。
新加入選手たちの力強い意気込みからは、「一日も早くグラウンドに立って、チームに貢献したい」という思いがヒシヒシと伝わってきた。今季のリーグ戦は、残すところ5試合。ルーキーの活躍に注目したい。