セブンズ 2023.12.03

女子セブンズ日本代表はドバイ大会9位 最終日は英国と南アフリカに連勝

[ 編集部 ]
女子セブンズ日本代表はドバイ大会9位 最終日は英国と南アフリカに連勝
南アフリカ戦で圧巻のスピードを披露した矢崎桜子 (C)JRFU


 ワールドセブンズシリーズ(HSBC SVNS 2024)の第1ラウンド・ドバイ大会で、初日3連敗だった女子セブンズ日本代表だが、12月3日におこなわれた順位決定戦では2連勝し、9位に入った。

 9位以下のトーナメントに臨んだ日本は、まずイギリスと対戦し、21-0で快勝。
 序盤、日本はディフェンスで辛抱し、相手にイエローカードが出て数的有利だった前半5分、快足の原わか花が右外を振りきってインゴールに持ち込み先制した。6分には中村知春がブレイクダウンでターンオーバーし、ボールをつないで原が連続トライゲッターとなった。
 14-0で迎えた後半も日本は出足の速いディフェンスで相手にプレッシャーをかけ続け、またもイギリスにイエローカードが出ると、このチャンスを活かし、4分、水谷咲良が自陣から約80メートル走りきり、リードを広げた。そして最後まで堅守を貫き、完封勝ちとなった。

 9位・10位決定戦では南アフリカと対戦し、12-5と競り勝った。
 この試合もがまんの時間帯が続いたが、日本は前半6分、矢崎桜子のゲインで敵陣深くに入ってテンポよくボールをつなぎ、田中笑伊の好走をはさみ、最後は大竹風美子がインゴールに持ち込み先制した。ハーフタイム前にはブレイクダウンでターンオーバーしたあと水谷が中央を抜け、12-0で折り返した。
 後半、南アフリカに1トライを許したが、独走でビッグゲインした相手選手を矢崎が猛追して止めるなど、日本はしぶとさも光った。終盤には、ピンチになりかけたところで中村が身を挺してボールセービングしたシーンもあった。そして、日本は全員が最後までハードワークし続け、接戦を制した。

 次週は南アフリカのケープタウンに移動してシリーズ第2ラウンドを戦う。

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