海外 2023.03.10

サンウルブズでも活躍した『ボニー』がフォースで緊急デビュー。

[ 編集部 ]
サンウルブズでも活躍した『ボニー』がフォースで緊急デビュー。
パワー+スピード。貴重な存在だったサンウルブズ時代。(Getty Images)



 FW第3列でもCTBでも活躍できる万能選手として、日本のファンにも人気があった。
 2019年のワールドカップへ、日本代表選手として出場する可能性もあった。

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 NTTコム(現・浦安D-Rocks)、宗像サニックスで活躍し、サンウルブズで24試合プレーした経験を持つラーボニ・ウォーレン=ボスアヤコが、3月11日のスーパーラグビー、モアナ・パシフィカ戦にフォースのNO8として同チームでデビューする。

 宗像サニックスを退団した2021年からワラターズでプレーしていた。しかし慢性的な股関節の痛みがあり、2022年の出場は数試合にとどまっていた。
 シドニー出身ながら、フィジーの血を引くアスリートは27歳。その姓は、フィジー読みでは『ヴォサヤゾ』となる。

 手術を経て股関節の不安から解放された今季、ワラターズの契約は勝ち取れなかった。
 しかし、新たにウエスタンシドニー・トゥー・ブルーズクラブ(旧パラマタクラブ)と契約し、ワラターズAのメンバーとしてブランビー・ランナーズ戦に出場、活躍するなど、好調さをアピールしていた。

 フォースはキャプテンでNO8のマイケル・ウェルズ、LOジェレミー・ウィリアムズが脳震盪で試合に出場できない。
 豪州代表の経験もあるアイザック・ロッダもケガで欠場中。その非常事態の中で、ウォーレン=ボスアヤコとの(短期)契約に踏み切った。

 昨年までトヨタヴェルブリッツの指揮を執っていたサイモン・クロンヘッドコーチは、急な依頼に応え、すぐにパースへのフライトへ飛び乗ったウォーレン=ボスアヤコの行動に感謝している。

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