国内 2022.05.31

先輩に刺激を受けた根塚洸雅。新人賞、ベストフィフティーン、ベストラインブレイカーを受賞。

[ 編集部 ]
先輩に刺激を受けた根塚洸雅。新人賞、ベストフィフティーン、ベストラインブレイカーを受賞。
リーグワンアワードで3部門のトロフィーを手に持つ根塚洸雅(撮影:松本かおり)


 クボタスピアーズ船橋・東京ベイの背番号11をつけて2月26日にデビューすると、新星はまぶしく光り輝いた。いきなりプレーヤー・オブ・ザ・マッチ。それ以降、プレーオフまでの12試合すべてに先発出場する。リーグ戦では計4トライを挙げ、ラインブレイクの数は最多の22回を記録しベストラインブレイカーとなった。

 根塚洸雅。身長173センチ、体重82キロと小柄だが、強い。もちろん、速い。大胆で、爽快だ。

 そして、シーズン終了後におこなわれた「NTTリーグワンアワード2022」では新人賞とベストフィフティーンにも輝いた。

「本当に光栄に思います。僕としては、昨シーズン、同じチームの金秀隆選手がこの賞(新人賞)を受賞しているところを見て、『来シーズン、自分が獲れるように頑張ろう』と決意して今シーズン挑んだ結果、ここにいま立てている。本当にありがたいことで、嬉しいなと思っています」

 5月には、2022年度の日本代表候補に選出された。もうすぐ始まる合宿にも参加する。
 藤井雄一郎ナショナルチームディレクターは、リーグワンで新たに発見した選手、もっと見てみたいと思った選手として根塚らの名前を挙げており、期待は大きい。
 根塚本人もさらなる高みを目指す。
「一試合一試合成長できた結果がここにつながっていると思うので、これからもチャレンジを続けていければなと思っています」

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