国内 2022.02.19

横浜キヤノンイーグルスが一時13人になるも耐えて逆転勝ち 静岡ブルーレヴズを下す

[ 編集部 ]
横浜キヤノンイーグルスが一時13人になるも耐えて逆転勝ち 静岡ブルーレヴズを下す
ブルーレヴズ戦でボールを手に力走するイーグルスのNO8アマナキ・レレイ・マフィ(撮影:大泉謙也)


 静岡のヤマハスタジアムで2月19日、「NTTジャパンラグビー リーグワン2022」のディビジョン1、静岡ブルーレヴズ×横浜キヤノンイーグルス戦がおこなわれ、イーグルスが28-18で逆転勝ちした。

 イーグルスはこれで、不戦勝を含め4勝2敗。ブルーレヴズは新型コロナウイルス感染症の影響により開幕から3試合不戦敗で、1勝5敗となった。

 前半に主導権を握ったのはブルーレヴズだった。
 5分にラインアウトからモールで押し込み先制すると、その後、相手にイエローカードが2枚出て数的有利となり、23分にはWTBマロ・ツイタマがディフェンスを抜けてゴールへ走り切り、FB奥村翔のブーツでも加点して11点リードで折り返した。

 しかし、前半一時13人になりながら大崩れせずに踏ん張ったイーグルスは、後半最初に得点し、点差を詰める。53分(後半13分)、前半1本挙げていたトライと同じ形でラインアウトからモールで押し切り、キャプテンのSO田村優がコンバージョンを決め、14-18とした。

 ブルーレヴズはこの試合、粘り強いディフェンスを続けていたが、イーグルスは67分にも攻め込み、ゴールに迫るとFWが連続で近場を突き、LOコリー・ヒルがラインを越えてインゴールに押さえ、逆転トライとなった。

 流れを変えたイーグルスは74分にもドライビングモールで得点し、田村がコンバージョンで貴重な追加点を重ね、接戦を制した。

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