さぁ、リーグワン開幕だ! 全国各地で熱戦開始、注目選手たちが登場へ。
東京・味の素スタジアムでは、同じエリアをホームとするチーム同士のダービーマッチ、「東京サントリーサンゴリアス vs 東芝ブレイブルーパス東京」がおこなわれる。
トップリーグ2021で準優勝に終わった東京サンゴリアスは、ボーデン・バレットという世界最高峰の選手を失ったが、王座奪還へ向け、同じニュージーランド代表で人気が高いダミアン・マッケンジーを獲得した。将来を見据えてスタンドオフに意欲的だと言われる26歳のマッケンジーだが、狭いスペースを切り裂く世界屈指のラインブレイカーを、ミルトン・ヘイグ監督は今回フルバックで起用する。
また、他国の代表歴がある選手の同時出場が3人まで可能となり、オーストラリア代表のCTBサム・ケレビとNO8ショーン・マクマーンがマッケンジーと一緒に先発するのも注目だ。
そのほか、2021年日本代表スコッドのHO堀越康介、FL小澤直輝、SH流大、CTB中村亮土もスターターとなり、昨秋のツアーで日本代表デビューし13番をつけた中野将伍は左WTBで先発する。
東芝ブレイブルーパス東京で注目は、昨年、19歳で日本代表デビューを果たしたワーナー・ディアンズだ。流通経済大学付属柏高校を卒業後、ブレイブルーパスの一員となり、同クラブで公式戦出場がないにもかかわらず日本代表に招集されたディアンズは、身長2メートルを超えるサイズが魅力で、スピード、スキルもあり、藤井雄一郎・日本代表ナショナルチームディレクターが「きっとスーパースターになると思う」と言うほどの逸材。1月8日の試合では背番号4をつける。
そのほか、日本代表の顔としても全国で知られるFLリーチ マイケルや、同じくジャパンでも期待されるNO8徳永祥尭、WTBジョネ・ナイカブラ、ニュージーランド代表経験者のFLマット・トッド、CTBセタ・タマニバルなどが先発する。