日本代表 2021.10.20
いざワラビーズ戦へ。2021年秋のジャパンの注目ポイントを総チェック! 【10月23日 J SPORTSで生中継&LIVE配信!】

いざワラビーズ戦へ。2021年秋のジャパンの注目ポイントを総チェック! 【10月23日 J SPORTSで生中継&LIVE配信!】

[ 編集部 ]

2019年をベースに、2023年フランスW杯へ向け力強い一歩を踏み出す

首脳陣から資格取得を待望されてきたライリー。スピードあるランが魅力(撮影/松本かおり)

ジェイミー・ジョセフヘッドコーチやトニー・ブラウン、スコット・ハンセン、長谷川慎の各アシスタントコーチをはじめ、コーチングスタッフは2019年ワールドカップ時とほぼ同じとあって、基本的なチームづくりの手法や戦い方は、成功を収めてきたこれまでのスタイルを踏襲することになるだろう。クイックテンポで小刻みにボールを動かすジャパン独自のアタックの威力は、今夏のライオンズ戦とアイルランド戦でもあらためて証明された。1年8か月ぶりの国際試合ながら世界最高峰のフィジカリティを誇る相手と対等に戦えたことも、日本ラグビーのスタンダード向上を如実に表している。

その上でなお、選手たちがさらなる高みを見つめているのも心強い。NO8姫野が「これまでならアイルランドといい試合をしたら満足していたけれど、今は負けたままでは終わらないという気持ちが強い」と語れば、CTB中村は「新しいものを取り入れつつ、より進歩したスタイルを見せられるよう取り組んでいるので、期待してほしい」と手応えを口にする。ワールドカップでベスト8進出を果たした2019年のチームをベースに、新しく加わった戦力の強みを肉づけし、「世界でもっともエキサイティング」と評されるスピーディーなラグビーに磨きがかかれば、どんなゲームを表現できるのか。楽しみはふくらむ。

過去2回のワールドカップ優勝を誇るワラビーズであっても、今のジャパンにとっては十分に勝利をイメージできるターゲットだ。久しぶりにホームの大声援を受け戦う大一番で凱歌をとどろかせて、2年後のワールドカップフランス大会に向け力強い一歩を踏み出してほしい。

「日本 vs. オーストラリア」
J SPORTS 1/J SPORTSオンデマンドで生中継&LIVE配信!
詳しくはこちら↓https://www.jsports.co.jp/rugby/japan/

PICK UP