セブンズ
2021.07.30
【東京五輪/女子】前王者・豪州が準々決勝敗退、フィジーが番狂わせ! NZ、英、仏4強入り
リオの頂上決戦で激闘の末にオーストラリアに敗れ、銀メダルに終わったニュージーランドは、東京で勝ち進んでいる。5年前の悔しさを知るメンバーが今回のスコッドに多く名を連ねており、ライバルとの再戦を思い描いていたかもしれないが、準決勝の相手はフィジーとなった。大舞台で金メダルを目指す者たちにとって、気持ちの整理も重要となってくる。
ニュージーランドは、予選ラウンドのプールAで激突したロシア(ロシア・オリンピック委員会チーム)と準々決勝で再戦し、36-0で快勝した。
序盤、相手のミス等でゴール前のスクラムから攻める機会を2度続けて得、いずれも確実にトライにつなげて自分たちのペースとした。4分過ぎにはミカエラ・ブライドが自身今大会6トライ目を挙げ、点差を拡大。後半には、この10年間で最高の女子セブンズ(7人制ラグビー)選手といわれるポーシャ・ウッドマンが自陣から爆発的な走りを披露するなど、3トライを追加し、ロシアを退けた。