国内 2021.04.11
サントリー全勝でレッド1位通過、2位争いはトヨタが逆転勝利。キヤノンではマフィも躍動

サントリー全勝でレッド1位通過、2位争いはトヨタが逆転勝利。キヤノンではマフィも躍動

[ 編集部 ]
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東芝ブレイブルーパスと宗像サニックスブルースの熱闘(撮影:Hiroaki.UENO)

 東芝は福岡・ミクニワールドスタジアム北九州で宗像サニックスブルースと対戦し、後半に突き放して49-14で勝った。

 前半8分にLO小瀧尚弘のトライで先制した東芝だったが、ホームでの最終戦に燃えたサニックスもアグレッシブだった。35分にテンポよく次々とボールをつないでFL金堂礼がフィニッシュすると、活気づいて37分にも攻め込み、SO田代宙士のキックからCTBトニシオ・バイフのトライが生まれた。

 早めに流れを変えたい東芝はハーフタイム前、ラインアウトからモールで押し込んでトライを奪い返し、14-14の同点で折り返した。

 そして後半、東芝にエナジーをもたらしたのは、翌日に25歳の誕生日を迎えるSH高橋昴平だった。
 48分(後半8分)、東芝は敵陣深くでのスクラムから攻め、ボールを持ち出したSH高橋がランで勝負してトライ。54分には相手ボールスクラム後、高橋が相手のNO8西井利宏にプレッシャーをかけてボールを奪い返し、攻めに転じ、FLシオネ・ラベマイのトライにつながった。

 勢いに乗った東芝はさらに56分、SH高橋と同じく2年目のWTB濱田将暉が自陣から軽快なフットワークとスピードで大きくゲインし、敵陣深くに入り、いったんボールを失ったがターンオーバーに成功して攻め込み、連続攻撃をHO平田快笙がフィニッシュ。
 東芝は終盤にも2トライを追加し、リーグ戦を勝利で締めくくった。

 東芝は3勝4敗(総勝点16)、レッドカンファレンス5位でプレーオフに進む。
 サニックスは1勝6敗(総勝点5)、レッドカンファレンスの戦いを最下位で終え、プレーオフトーナメントでの捲土重来を期する。

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