国内 2021.03.28
クボタとパナソニックが5連勝、ドコモは再び上昇気流へ。サニックスは今季初勝利

クボタとパナソニックが5連勝、ドコモは再び上昇気流へ。サニックスは今季初勝利

[ 編集部 ]
パナソニックの福岡堅樹を止めようとするNECの瀧澤直(1番)と山極大貴(撮影:松本かおり)

 パナソニックは東京・秩父宮ラグビー場でNECと対戦し、62-5と圧倒した。

 パナソニックは前半11分、SO松田力也のキックパスがつながってチャンスとなり、FL布巻峻介がインゴールに突っ込み先制した。PGで加点したあとの27分には、キャプテンのHO坂手淳史がキックチャージしてCTBハドレー・パークスにつなぎ、トライ。39分にはFWがモールで前進後、22メートルライン手前の中央を斜めに切り込んで抜けたWTB福岡堅樹が爆発的スピードと鋭いステップでタックラーを振り切り、会場を沸かせた。

 22-0で折り返し、45分(後半5分)にはNECがラインアウトから展開しようとしたところ、パナソニックのLOジョージ・クルーズがインターセプトして大きくゲインし サポートしたLOヒーナン ダニエル、NO8ジャック・コーネルセンとつなぎトライが生まれた。

 NECは48分にSO亀山宏大がインターセプトトライをやり返したが、その後も主導権を握ったパナソニックが圧倒。
 51分にはSH内田啓介がブラインドサイドを突いてゲインし、外でサポートについていたWTB福岡がフィニッシュ。53分には入替で入ったばかりのSO山沢拓也がいきなり走りでチャンスメイクし、パスをもらったHO堀江翔太が足技を披露、それをチェイスしたWTB竹山晃暉がボールを確保してインゴール右隅に飛び込んだ。パナソニックはその後、福岡がハットトリックを達成するなど3トライを追加し、快勝となった。

 パナソニックは5勝0敗(総勝点24)となり、ホワイトカンファレンスの首位をキープ。NECは0勝5敗(総勝点1)となった。

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