国内 2021.03.01

リコーがヤマハとの激闘を制す。パナソニック、神戸製鋼、サントリー、トヨタは連勝。

[ 編集部 ]
【キーワード】
リコーがヤマハとの激闘を制す。パナソニック、神戸製鋼、サントリー、トヨタは連勝。
こぼれ球に仕掛ける両チーム。リコーはターンオーバー11回の鋭い反応でヤマハを凌いだ(撮影:毛受亮介)


 ジャパンラグビートップリーグ2021は2月28日、第2節の5試合が全国各地でおこなわれ、リコーブラックラムズがヤマハ発動機ジュビロとの激闘を制して今季初勝利。パナソニック ワイルドナイツ、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、サントリーサンゴリアス、トヨタ自動車ヴェルブリッツは2連勝となった。

 ホワイトカンファレンスに入っているリコーは東大阪市花園ラグビー場でヤマハと対戦し、23-22で競り勝った。

 アグレッシブなディフェンスが勝因となった。出足速くプレッシャーをかけ続け、ブレイクダウンでは主将のNO8松橋周平や新人のHO武井日向らがターンオーバーを連発した。

 背番号15をつけて初先発となった20歳のメイン平がトップリーグ初トライを挙げるなどして16-3で折り返したリコーは、後半も最初にドライビングモールで加点し、60分(後半20分)まで20点リードを保っていた。

 だが、スタミナがあるヤマハが3連続でトライを奪い返し、たちまち1点差に。そして、最後のアタックでも15フェイズを重ねたが、リコーも死力を尽くしてしのぎ、激闘は23-22でノーサイドとなった。

 両チームとも1勝1敗となり、リコーは総勝点4、7点差以内の負けでボーナスポイントを獲得したヤマハは総勝点6となった。

PICK UP