6か国対抗、フランスの対アイルランド戦メンバー発表。存在感増す「内務大臣」SHデュポン!
昨日(2月12日)、アイルランド戦に向けてのメンバー発表があった。
前日のメディア向けの公開練習で、スターティングメンバー用のビブスの背番号「6」を着けていたのはFLアントニー・ジュロン、「14」はWTBダミアン・プノーだった。今回もその通りのメンバーで発表された。
「イタリア戦で2トライしたWTBテディー・トマをベンチに下げて、プノーをスタメンに選んだのは?」という質問に対して、ガルティエ監督は「テディーはローマでいい試合をしたが、これ(第2節)は『グループ・フランス』としての選択。アイルランドのフィジカルと空中戦に対して、ダミアン・プノーというオプションが適していると判断したため」と答えた。
また、アントニー・ジュロンのスタメン起用に関しては、「彼は、タフな状況になればなるほど強さを発揮する」と答え、特にダブリンで鍵になると予想されるラックでの闘いに強いジュロンを先発させることにしたようだ。
ガルティエ監督が「リザーブ」ではなく、「フィニッシャー」と呼ぶ8人には、負傷の左PRジャン=バティスト・グロに代わり、アッサンヌ・コランガーが、右PRはイタリア戦のドリアン・アルデゲリよりもフィジカルで経験のあるウイニ・アトニオが選ばれた。
BKは、SOルイ・カルボネルが外れ、FBアントニー・ブチェが入った。
「アイルランドはハイボールを使ってプレッシャーをかけるプレーが得意。そうなればブリス・デュランの仕事量が増える。万一の場合、SOの選手をFBに下げるよりも、本職のFBでSOもカバーできる選手が欲しかった。また、アントニー(ブチエ)は左脚でもキックができる。その点も考慮した。右利きと左利きが必要だから」と説明した。
アイルランドのHB団(SOジョニー・セクストンとSHコナー・マレー)の不在の影響を聞かれたガルティエ監督。練習が終わってそのまま会見に駆けつけたため、「まずアイルランド戦のメンバーを確認させてもらってもいいかな?」と断った上で、携帯電話を取り出して確認。相手のメンバーについて語り始めた。
「確かにHBが代わっている。ウエールズ戦で途中出場したHBだ。オータム・ネーションズカップでも何試合かプレーしている。セクストンだけでなく、LOジェームズ・ライアンもHIA検査を通過していると考えていた。ジョニー・セクストンとジェームズ・ライアンの1日も早い回復をお祈りする。2人とも偉大な選手だ。きっとがっかりしていることだろう。
ガルティエ監督は相手陣容の分析を続ける。